ドクターのコンパニオン

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|英名=Doctor's companion
 
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|種別=[[常在型能力]]
 
|種別=[[常在型能力]]
|登場セット=[[ドクター・フー統率者デッキ]]
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|登場セット=[[ドクター・フー統率者デッキ]]<br>[[Secret Lair Drop Series/2023年#Secret Lair x Doctor Who™: Regeneration|Secret Lair x Doctor Who™: Regeneration]]
 
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==定義==
 
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'''ドクターのコンパニオン'''/''Doctor's companion''は[[共闘]]の変種能力である。[[統率者戦]][[フォーマット]]の[[デッキ]][[構築]]の[[ルール]]を変更する能力であり、[[ゲーム]]の開始前に作用する。[[あなた]]のもう片方の[[統率者]]が持つ[[クリーチャー・タイプ]]が「[[タイムロード]]・[[ドクター]]」'''のみ'''であるならば、この[[能力]]を持つ[[カード]]を2枚目の統率者として指定してもよい。その他の[[ルール]]は共闘と同じである。
 
'''ドクターのコンパニオン'''/''Doctor's companion''は[[共闘]]の変種能力である。[[統率者戦]][[フォーマット]]の[[デッキ]][[構築]]の[[ルール]]を変更する能力であり、[[ゲーム]]の開始前に作用する。[[あなた]]のもう片方の[[統率者]]が持つ[[クリーチャー・タイプ]]が「[[タイムロード]]・[[ドクター]]」'''のみ'''であるならば、この[[能力]]を持つ[[カード]]を2枚目の統率者として指定してもよい。その他の[[ルール]]は共闘と同じである。
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*[[注釈文]]では簡略に「ドクターであるなら」としか書かれていないが、実際の定義は上述のとおり「タイムロード・ドクターのみであるなら」である。勘違いに注意。
  
 
==解説==
 
==解説==
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[[ドクター・フー統率者デッキ]]では[[無色]]の[[クララ・オズワルド/Clara Oswald]]を除き、すべて[[単色]]である(ただしクララ・オズワルドも自身の能力で何らかの単色になる)。全[[色]]に存在するが、[[黒]]は[[ヴィスラー・ターロー/Vislor Turlough]]しか存在しない。また、ドクターのコンパニオンを参照する[[カード]]として[[地球外から来た子供/An Unearthly Child]]が存在する。
 
[[ドクター・フー統率者デッキ]]では[[無色]]の[[クララ・オズワルド/Clara Oswald]]を除き、すべて[[単色]]である(ただしクララ・オズワルドも自身の能力で何らかの単色になる)。全[[色]]に存在するが、[[黒]]は[[ヴィスラー・ターロー/Vislor Turlough]]しか存在しない。また、ドクターのコンパニオンを参照する[[カード]]として[[地球外から来た子供/An Unearthly Child]]が存在する。
  
*ドクターとコンパニオンの[[色の組み合わせ]]上、3色では[[白黒緑]]のみデッキを組むことができない。
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*[[ドクター・フー統率者デッキ]]ではドクターとコンパニオンの[[色の組み合わせ]]上、3色では[[白黒緑]]のみデッキを組むことができなかったが、[[Secret Lair Drop Series/2023年#Secret Lair x Doctor Who™: Regeneration|Secret Lair x Doctor Who™: Regeneration]]で4色のドクターである[[The Fourteenth Doctor]]が追加されたことで、ヴィスラー・ターローかクララ・オズワルドをドクターのコンパニオンにして[[白青黒赤緑]]でなら組むことが出来るようになった。
 
*「コンパニオン」とあるがキーワード能力の[[相棒]](英名:Companion)とは関係がない。ただし、初期構想では相棒能力の一種であった(後述)。
 
*「コンパニオン」とあるがキーワード能力の[[相棒]](英名:Companion)とは関係がない。ただし、初期構想では相棒能力の一種であった(後述)。
  
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*「タイムロード」と「ドクター」以外のクリーチャー・タイプを併せ持つカード([[限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless]]などの[[多相]]持ち)では追加の統率者となる条件を満たせない。
 
*「タイムロード」と「ドクター」以外のクリーチャー・タイプを併せ持つカード([[限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless]]などの[[多相]]持ち)では追加の統率者となる条件を満たせない。
 
*「タイムロード」か「ドクター」の片方のみのタイプを持つカード([[ミッシー/Missy]]など)では条件を満たさない。
 
*「タイムロード」か「ドクター」の片方のみのタイプを持つカード([[ミッシー/Missy]]など)では条件を満たさない。
*ドクターのコンパニオンで「タイムロード」か「ドクター」を参照する[[カード]]は、それに制約が明記されていない限りは他のクリーチャー・タイプを併せ持っていても参照できる。
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*ドクターのコンパニオン以外で「タイムロード」か「ドクター」を参照する[[カード]]は、それに制約が明記されていない限りは他のクリーチャー・タイプを併せ持っていても参照できる。
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==開発秘話==
 
==開発秘話==
 
当初、コンパニオンの[[フレイバー]]を表現する能力は[[相棒]]能力の一種であり、特定のドクターを[[コントロール]]している場合のみプレイできるというものであった。しかし下記のような問題点があり没になった。
 
当初、コンパニオンの[[フレイバー]]を表現する能力は[[相棒]]能力の一種であり、特定のドクターを[[コントロール]]している場合のみプレイできるというものであった。しかし下記のような問題点があり没になった。

2023年12月12日 (火) 21:06時点における最新版

ドクターのコンパニオン/Doctor's companion
種別 常在型能力
登場セット ドクター・フー統率者デッキ
Secret Lair x Doctor Who™: Regeneration
CR CR:702.124m

ドクターのコンパニオン/Doctor's companionとは、ドクター・フー統率者デッキで制定された共闘の変種であるキーワード能力統率者戦用のデッキ構築するときに機能する常在型能力である。


Yasmin Khan / ヤズミン・カーン (3)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 探偵(Detective)

(T):あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。次のあなたの終了ステップまで、それをプレイしてもよい。
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクター(Doctor)であるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)

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[編集] 定義

ドクターのコンパニオン/Doctor's companion共闘の変種能力である。統率者戦フォーマットデッキ構築ルールを変更する能力であり、ゲームの開始前に作用する。あなたのもう片方の統率者が持つクリーチャー・タイプが「タイムロードドクターのみであるならば、この能力を持つカードを2枚目の統率者として指定してもよい。その他のルールは共闘と同じである。

  • 注釈文では簡略に「ドクターであるなら」としか書かれていないが、実際の定義は上述のとおり「タイムロード・ドクターのみであるなら」である。勘違いに注意。

[編集] 解説

テレビドラマ「ドクター・フー」において、主人公「ドクター」と共に時空を冒険する相棒は「コンパニオン」と呼ばれる。そのコンパニオンを表現した能力である。その性質上、これを持つカードは全て伝説のクリーチャーである。

ドクター・フー統率者デッキでは無色クララ・オズワルド/Clara Oswaldを除き、すべて単色である(ただしクララ・オズワルドも自身の能力で何らかの単色になる)。全に存在するが、ヴィスラー・ターロー/Vislor Turloughしか存在しない。また、ドクターのコンパニオンを参照するカードとして地球外から来た子供/An Unearthly Childが存在する。

[編集] ルール

基本的なルールは共闘を参照。

  • 「タイムロード」と「ドクター」以外のクリーチャー・タイプを併せ持つカード(限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundlessなどの多相持ち)では追加の統率者となる条件を満たせない。
  • 「タイムロード」か「ドクター」の片方のみのタイプを持つカード(ミッシー/Missyなど)では条件を満たさない。
  • ドクターのコンパニオン以外で「タイムロード」か「ドクター」を参照するカードは、それに制約が明記されていない限りは他のクリーチャー・タイプを併せ持っていても参照できる。

[編集] 開発秘話

当初、コンパニオンのフレイバーを表現する能力は相棒能力の一種であり、特定のドクターをコントロールしている場合のみプレイできるというものであった。しかし下記のような問題点があり没になった。

  1. コンパニオンは統率者ではないので、ドクターと違い戦場を離れても唱え直せない。
  2. 原作通りのドクターとコンパニオンの組み合わせしかできないため、トレーディングカードゲームとしての拡張性がない。
  3. 相棒能力の長い注釈文に圧迫され、魅力的なルール・テキストを書くスペースがない。

その後、「~との共闘メカニズムの変種を用いることが決まった。「~との共闘」はペア全体の固有色が4色以上にならないようにするというデザイン方針があるため、ドクターは2色、コンパニオンは単色のカードとしてデザインすることになった。

当初はコンパニオンと関連するドクターを組み合わせるとその構築済みデッキの固有色3色を満たすようにデザインされていたが、コンパニオン側のフレイバーを優先したため、原作通り組んでも3色にならない組み合わせも出来た[1]

[編集] 脚注

  1. The Challenges of Making Universes Beyond/「ユニバースビヨンド」を作るにあたっての課題(Making Magic 2023年10月3日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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