現象
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2023年4月14日 (金) 15:52時点における最新版
現象/Phenomenon(複数形:Phenomena)はカード・タイプの一つ。定形外のマジックのカードである現象カード/Phenomenon Card用のカード・タイプとして総合ルールで規定されている。
このカードはプレインチェイス戦ルールでのみ用いる。サブタイプは持たない。
*
Mutual Epiphany / 相互の天啓現象
あなたが相互の天啓に遭遇したとき、各プレイヤーはカードを4枚引く。(その後、この現象からプレインズウォークする。)
アーティスト:Jason Felix
[編集] ルール
プレインチェイス戦も参照。
- 現象カードは次元デッキに組み込んで使われる。1つの次元デッキに現象カードは2枚まで入れる事ができる。1つの次元デッキに同じ名前の現象カードは2枚以上入れてはならない。
- 現象カードは、ゲームの開始時に次元デッキの一部として統率領域に置かれる。それはパーマネントではない。
- 現象カードのオーナーは、それを次元デッキに入れてゲームを始めたプレイヤーである。
- 表向きの現象カードのコントローラーは、次元コントローラーに指定されたプレイヤーである。通常はアクティブ・プレイヤーとなる。
- いかなる場合でも現象カードが統率領域を離れることはない。
- 現象カードはそれぞれ、「あなたが[この現象]に遭遇したとき/When you encounter [this phenomenon]」の誘発型能力を持つ。現象に遭遇するとは、「このカードを次元デッキからよけて表向きにする」事を意味する。
- 現象カードが統率領域で表向きになり、それが誘発してからスタックに残っている誘発型能力の発生源でない場合、次に優先権が発生した際に次元コントローラーはプレインズウォークする。これは状況起因処理である。
[編集] 関連項目
引用:総合ルール 20231117.0
- 3 カード・タイプ
- 312 現象
- 312.1 現象は、定形外のマジックのカードにのみ存在するカード・タイプである。プレインチェイス戦カジュアル変種ルールは次元・カードを用いる。rule 901〔プレインチェイス戦〕参照。
- 312.2 現象・カードは、次元デッキの中にある間も、またオモテ向き になっている間も、ゲームの間統率領域にあり続ける。唱えられることはない。現象・カードはパーマネントではない。現象・カードが統率領域を離れる場合、それは統率領域に残り続ける。
- 312.3 現象・カードにはサブタイプは存在しない。
- 312.4 オモテ向きの現象・カードのコントローラーは、次元 コントローラーとして指定されたプレイヤーである。通常、次元 コントローラーはアクティブ・プレイヤーである。しかし、現在の次元 コントローラーがゲームから離れる場合、ターン順で次になる、ゲームから離れないプレイヤーが次元 コントローラーとなり、その後で元の次元 コントローラーはゲームから離れる。新しい次元 コントローラーは、そのプレイヤーがゲームから離れるか、あるいは他のプレイヤーがアクティブ・プレイヤー になるまでの間、指定されたままとなる。
- 312.5 次元・カードはそれに遭遇したときに誘発する誘発型能力を持つ。「あなたが[このカード]に遭遇したとき、」とは、あなたがこのカードを次元デッキから取ってオモテ向きにしたとき、という意味である。
- 312.6 裏向き になったオモテ向きの現象・カードは、新しいオブジェクト になる。
- 312.7 現象・カードが統率領域でオモテ向きであり、かつ、誘発してスタックから離れていない誘発型能力の発生源でない場合、次にプレイヤーが優先権を得る時点で次元 コントローラーはプレインズウォークする。(これは状況起因処理である。rule 704、rule 701.24〔プレインズウォークする〕参照。)
- 312 現象