リス伯爵/Earl of Squirrel
提供:MTG Wiki
(6人の利用者による、間の7版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
+ | <!-- {{#card:Earl of Squirrel}} --> | ||
{{カードテキスト | {{カードテキスト | ||
|カード名=リス伯爵/Earl of Squirrel | |カード名=リス伯爵/Earl of Squirrel | ||
|コスト=(4)(緑)(緑) | |コスト=(4)(緑)(緑) | ||
− | |タイプ=クリーチャー | + | |タイプ=クリーチャー — リス(Squirrel) 貴族(Noble) アドバイザー(Advisor) |
− | |カードテキスト=絆リス(このクリーチャーがダメージを与えると、さらにあなたはその点数に等しい数の緑の1/ | + | |カードテキスト=絆リス(このクリーチャーがダメージを与えると、さらにあなたはその点数に等しい数の緑の1/1のリス(Squirrel)・クリーチャー・トークンを生成する。)<br>あなたがコントロールしているクリーチャー・トークンは、それらの他のクリーチャー・タイプに加えてリスである。<br>あなたがコントロールしている他のリスは+1/+1の修整を受ける。 |
|PT=4/4 | |PT=4/4 | ||
|アーティスト=Milivoj Ćeran | |アーティスト=Milivoj Ćeran | ||
10行: | 11行: | ||
}} | }} | ||
− | + | [[Unstable]]産の[[リス]]の[[ロード (俗称)|ロード]]。[[絆魂]](''Lifelink'')ならぬ'''絆リス'''(''Squirrellink'')と、[[トークン]]をリスにする[[能力]]、リスを[[強化]]する能力を持つ。 | |
+ | [[アン・ゲーム]]らしさが薄めのUnstableの中でも際立って[[黒枠]]然とした一枚であり、かつて活躍した[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]の面影を感じさせる。このカード特有の能力である絆リスが強力で、[[戦闘]]するだけで容易に[[ボード・アドバンテージ]]を獲得でき、さらにロード能力で強化できる噛み合いっぷり。絆魂同様、他の[[強化]]手段や[[格闘]]させる手段とも好相性。さらに[[クリーチャー]]・トークンをリス化させる能力も有しており、結果的にトークン全般のロードとしても機能する多機能さを持つ。 | ||
+ | |||
+ | リス[[デッキ]]にはもちろん採用したい一枚だが、前述の通りトークンデッキ全般、あるいは単体でも十分強力。錯乱した隠遁者のような即効性が無いのが弱点なので、[[速攻]]付与や格闘などを駆使し、確実にトークンを用意できる準備を整えたい。 | ||
+ | |||
+ | *Unstableには同じく爵位を持つ[[カウント男爵/Baron Von Count]]が存在するが、男爵より伯爵の方が地位は高い。伊達にロード能力を持っていないということか。 | ||
*[[Unstable]]の[[ドラフト・ウィークエンド]]の[[発売記念プロモ]]として、新規[[イラスト]]の[[プレミアム・カード|プレミアム]]仕様の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[http://mtg-jp.com/reading/kochima/0030046/ こちらマジック広報室!!:『Unstable』本日発売! 今週末はドラフト・ウィークエンドに行こう!](マジック日本公式 2017年12月8日)</ref>。 | *[[Unstable]]の[[ドラフト・ウィークエンド]]の[[発売記念プロモ]]として、新規[[イラスト]]の[[プレミアム・カード|プレミアム]]仕様の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[http://mtg-jp.com/reading/kochima/0030046/ こちらマジック広報室!!:『Unstable』本日発売! 今週末はドラフト・ウィークエンドに行こう!](マジック日本公式 2017年12月8日)</ref>。 | ||
+ | *[[2020年]]1月の[[オラクル]]更新によって[[貴族]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/theros-beyond-death-update-bulletin-2020-01-10 Theros Beyond Death Update Bulletin]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033629/ 『テーロス還魂記』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)](News [[2020年]]1月10日 [[Eli Shiffrin]]著)</ref>。 | ||
+ | |||
+ | ==開発秘話== | ||
+ | リスのロードを作ることはデザイン段階で既に決まっていたが、既存のリスの総数は決して多くはなかったため、2つ目の能力が付け加えられた。また、[[統率者戦]]を考慮して[[伝説のクリーチャー]]にする事も考えられたが、リスデッキにおいて複数[[戦場]]に出したい部類の[[カード]]であったこともあり、最終的に伝説ではなくなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/unstable-scraps-part-2-2017-12-04 Unstable Scraps, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0030036/ 『Unstable』のスクラップ その2](Making Magic [[2017年]]12月4日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
+ | |||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references/> | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | + | *[[クリーチャー・タイプを変更するカード]] | |
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] |
2023年1月13日 (金) 11:11時点における最新版
*
リス伯爵/Earl of Squirrel (4)(緑)(緑)クリーチャー — リス(Squirrel) 貴族(Noble) アドバイザー(Advisor)
絆リス(このクリーチャーがダメージを与えると、さらにあなたはその点数に等しい数の緑の1/1のリス(Squirrel)・クリーチャー・トークンを生成する。)
あなたがコントロールしているクリーチャー・トークンは、それらの他のクリーチャー・タイプに加えてリスである。
あなたがコントロールしている他のリスは+1/+1の修整を受ける。
アーティスト:Milivoj Ćeran
Unstable産のリスのロード。絆魂(Lifelink)ならぬ絆リス(Squirrellink)と、トークンをリスにする能力、リスを強化する能力を持つ。
アン・ゲームらしさが薄めのUnstableの中でも際立って黒枠然とした一枚であり、かつて活躍した錯乱した隠遁者/Deranged Hermitの面影を感じさせる。このカード特有の能力である絆リスが強力で、戦闘するだけで容易にボード・アドバンテージを獲得でき、さらにロード能力で強化できる噛み合いっぷり。絆魂同様、他の強化手段や格闘させる手段とも好相性。さらにクリーチャー・トークンをリス化させる能力も有しており、結果的にトークン全般のロードとしても機能する多機能さを持つ。
リスデッキにはもちろん採用したい一枚だが、前述の通りトークンデッキ全般、あるいは単体でも十分強力。錯乱した隠遁者のような即効性が無いのが弱点なので、速攻付与や格闘などを駆使し、確実にトークンを用意できる準備を整えたい。
- Unstableには同じく爵位を持つカウント男爵/Baron Von Countが存在するが、男爵より伯爵の方が地位は高い。伊達にロード能力を持っていないということか。
- Unstableのドラフト・ウィークエンドの発売記念プロモとして、新規イラストのプレミアム仕様のプロモーション・カードが配布された[1]。
- 2020年1月のオラクル更新によって貴族のクリーチャー・タイプを獲得した[2]。
[編集] 開発秘話
リスのロードを作ることはデザイン段階で既に決まっていたが、既存のリスの総数は決して多くはなかったため、2つ目の能力が付け加えられた。また、統率者戦を考慮して伝説のクリーチャーにする事も考えられたが、リスデッキにおいて複数戦場に出したい部類のカードであったこともあり、最終的に伝説ではなくなった[3]。
[編集] 脚注
- ↑ こちらマジック広報室!!:『Unstable』本日発売! 今週末はドラフト・ウィークエンドに行こう!(マジック日本公式 2017年12月8日)
- ↑ Theros Beyond Death Update Bulletin/『テーロス還魂記』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News 2020年1月10日 Eli Shiffrin著)
- ↑ Unstable Scraps, Part 2/『Unstable』のスクラップ その2(Making Magic 2017年12月4日 Mark Rosewater著)