悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter

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[[除去耐性]]があると言えるが、本体はただの1/1なのでそれほど脅威ではない。2回使える[[チャンプブロック|チャンプブロッカー]]と割り切って採用するのもよいが、[[悪意のアムムト/Baleful Ammit]]などの「自軍クリーチャーに[[-1/-1カウンター]]を置く[[能力]]」を持った[[カード]]群との併用に適している。例によって[[生け贄に捧げる]]手段とも好相性。
 
[[除去耐性]]があると言えるが、本体はただの1/1なのでそれほど脅威ではない。2回使える[[チャンプブロック|チャンプブロッカー]]と割り切って採用するのもよいが、[[悪意のアムムト/Baleful Ammit]]などの「自軍クリーチャーに[[-1/-1カウンター]]を置く[[能力]]」を持った[[カード]]群との併用に適している。例によって[[生け贄に捧げる]]手段とも好相性。
  
登場時の[[スタンダード]]では同様の能力を持つ[[捕らわれの宿主/Carrier Thrall]]、[[膨れ鞘/Blisterpod]]がおり、生け贄手段と組み合わせた何らかの[[コンボデッキ]]を考えてみるのも良いかもしれない。
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[[アモンケット]]登場時の[[スタンダード]]では同様の能力を持つ[[捕らわれの宿主/Carrier Thrall]]、[[膨れ鞘/Blisterpod]]がおり、生け贄手段と組み合わせた何らかの[[コンボデッキ]]を考えてみるのも良いかもしれない。
  
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[[イニストラード:真紅の契り]]にて[[再録]]。[[リミテッド]]においては、[[ゾンビ]]および[[濫用]]がテーマとなっている[[青黒]]との噛み合いがよい。スタンダードにおいてはこのカードと相性がよいと思われる[[黒]]単の[[サクリファイス]]系[[デッキ]]が環境に存在するが、そのデッキにおいて低[[コスト]]帯を支える[[ひきつり目/Eyetwitch]]や[[よろめく怪異/Shambling Ghast]]などのライバルがあまりにも優秀であることから、[[2022年]]1月現在採用された実績はほとんどない。
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*[[グールの解体人/Butcher Ghoul]]とは性能的にほとんど同じ。
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*能力とカード名が[[宿命の旅人/Doomed Traveler]]とよく似ている。
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==ストーリー==
 
[[アモンケット]]版では、「[[アモンケット/Amonkhet#王神/The God-Pharaoh|王神/The God-Pharaoh]]に背いた[[アモンケット/Amonkhet#造反者/Dissenter|造反者/Dissenter]]が砂漠に放り出されて窮地に至り、死後に[[アモンケット/Amonkhet#ゾンビ|放浪の呪い/The Curse of Wandering]]によって[[ゾンビ]]と化す」という様を{{Gatherer|id=447229}}、[[フレイバーテキスト]]、能力の全てで見事に体現した、非常にフレイバー豊かな一枚である。
 
[[アモンケット]]版では、「[[アモンケット/Amonkhet#王神/The God-Pharaoh|王神/The God-Pharaoh]]に背いた[[アモンケット/Amonkhet#造反者/Dissenter|造反者/Dissenter]]が砂漠に放り出されて窮地に至り、死後に[[アモンケット/Amonkhet#ゾンビ|放浪の呪い/The Curse of Wandering]]によって[[ゾンビ]]と化す」という様を{{Gatherer|id=447229}}、[[フレイバーテキスト]]、能力の全てで見事に体現した、非常にフレイバー豊かな一枚である。
  
 
{{フレイバーテキスト|王神の街から追放された者を待つ運命はただ一つだ。||悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter(アモンケット版)}}
 
{{フレイバーテキスト|王神の街から追放された者を待つ運命はただ一つだ。||悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter(アモンケット版)}}
  
[[イニストラード:真紅の契り]]にて[[再録]]されたが、[[イニストラード/Innistrad]]には[[アモンケット/Amonkhet]]と違い「造反者/Dissenter」というストーリー用語は存在せず、イラストの人物が何に対して「造反/Dissent」したのかは不明。フレイバーテキストによればイラストの人物がいる場所は[[ケッシグ/Kessig]]であり、この人物はこの後何らかの怪物に襲われて命を落とすのだろうが、死後にいかにして[[グール/Ghoul]]と化すのかも不明。アモンケット版ほどにはフレイバー的に豊かとは言えない[[カード]]となっている。
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イニストラード:真紅の契りにて再録されたが、[[イニストラード/Innistrad]]には[[アモンケット/Amonkhet]]と違い「造反者/Dissenter」というストーリー用語は存在せず、{{Gatherer|id=540954}}の人物が何に対して「造反/Dissent」したのかは不明。フレイバーテキストによればイラストの人物がいる場所は[[ケッシグ/Kessig]]であり、この人物はこの後何らかの怪物に襲われて命を落とすのだろうが、死後にいかにして[[グール/Ghoul]]と化すのかも不明。アモンケット版ほどにはフレイバー的に豊かとは言えない[[カード]]となっている。
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*「Dissenter」には「宗教に背く人」といった意味もあるので、[[アヴァシン/Avacyn]](もしくは[[シガルダ/Sigarda]])を信じられなくなった者の末路と考えるのが妥当だろうか。そうするとこのカードは、『こんなところに居られるか!』と言って出て行った者が無惨に死ぬというホラー映画のお約束の一つを表しているのかもしれない。
  
 
{{フレイバーテキスト|ケッシグで最も危険なのは孤独である。||悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter(イニストラード:真紅の契り版)}}
 
{{フレイバーテキスト|ケッシグで最も危険なのは孤独である。||悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter(イニストラード:真紅の契り版)}}
 
*[[グールの解体人/Butcher Ghoul]]とは性能的にほとんど同じ。
 
*能力とカード名が[[宿命の旅人/Doomed Traveler]]とよく似ている。
 
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/tokens-innistrad-crimson-vow-2021-11-11 The Tokens of Innistrad: Crimson Vow]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035596/ 『イニストラード:真紅の契り』のトークン]([[Daily MTG]] 2021年11月10日)
 
*[[アモンケット/Amonkhet#造反者/Dissenter|造反者/Dissenter]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[アモンケット/Amonkhet#造反者/Dissenter|造反者/Dissenter]]([[背景世界/ストーリー用語]])
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*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アモンケットリマスター]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アモンケットリマスター]] - [[コモン]]

2022年11月29日 (火) 22:36時点における最新版


Doomed Dissenter / 悪運尽きた造反者 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human)

悪運尽きた造反者が死亡したとき、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークン1体を生成する。

1/1

死亡すると2/2のゾンビトークン生成するクリーチャー

除去耐性があると言えるが、本体はただの1/1なのでそれほど脅威ではない。2回使えるチャンプブロッカーと割り切って採用するのもよいが、悪意のアムムト/Baleful Ammitなどの「自軍クリーチャーに-1/-1カウンターを置く能力」を持ったカード群との併用に適している。例によって生け贄に捧げる手段とも好相性。

アモンケット登場時のスタンダードでは同様の能力を持つ捕らわれの宿主/Carrier Thrall膨れ鞘/Blisterpodがおり、生け贄手段と組み合わせた何らかのコンボデッキを考えてみるのも良いかもしれない。

イニストラード:真紅の契りにて再録リミテッドにおいては、ゾンビおよび濫用がテーマとなっている青黒との噛み合いがよい。スタンダードにおいてはこのカードと相性がよいと思われる単のサクリファイスデッキが環境に存在するが、そのデッキにおいて低コスト帯を支えるひきつり目/Eyetwitchよろめく怪異/Shambling Ghastなどのライバルがあまりにも優秀であることから、2022年1月現在採用された実績はほとんどない。

[編集] ストーリー

アモンケット版では、「王神/The God-Pharaohに背いた造反者/Dissenterが砂漠に放り出されて窮地に至り、死後に放浪の呪い/The Curse of Wanderingによってゾンビと化す」という様をイラストフレイバーテキスト、能力の全てで見事に体現した、非常にフレイバー豊かな一枚である。

王神の街から追放された者を待つ運命はただ一つだ。
(出典:悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter(アモンケット版))

イニストラード:真紅の契りにて再録されたが、イニストラード/Innistradにはアモンケット/Amonkhetと違い「造反者/Dissenter」というストーリー用語は存在せず、イラストの人物が何に対して「造反/Dissent」したのかは不明。フレイバーテキストによればイラストの人物がいる場所はケッシグ/Kessigであり、この人物はこの後何らかの怪物に襲われて命を落とすのだろうが、死後にいかにしてグール/Ghoulと化すのかも不明。アモンケット版ほどにはフレイバー的に豊かとは言えないカードとなっている。

  • 「Dissenter」には「宗教に背く人」といった意味もあるので、アヴァシン/Avacyn(もしくはシガルダ/Sigarda)を信じられなくなった者の末路と考えるのが妥当だろうか。そうするとこのカードは、『こんなところに居られるか!』と言って出て行った者が無惨に死ぬというホラー映画のお約束の一つを表しているのかもしれない。
ケッシグで最も危険なのは孤独である。
(出典:悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter(イニストラード:真紅の契り版))

[編集] 参考

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