三頭ゴブリン/Three-Headed Goblin

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(6人の利用者による、間の7版が非表示)
4行: 4行:
 
|コスト=(3)(赤)(赤)
 
|コスト=(3)(赤)(赤)
 
|タイプ=クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ミュータント(Mutant)
 
|タイプ=クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ミュータント(Mutant)
|カードテキスト=三段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と通常と後制攻撃の戦闘ダメージを与える。)
+
|カードテキスト=三段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と通常と後制攻撃の戦闘ダメージを与える。)<br>透かし:[[ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers]]
 
|PT=3/3
 
|PT=3/3
 
|アーティスト=Mike Burns
 
|アーティスト=Mike Burns
11行: 11行:
 
}}
 
}}
  
[[二段攻撃]]をも上回る、'''三段攻撃'''を持つ[[ゴブリン]]・[[ミュータント]]。
+
[[二段攻撃]]をも上回る、'''三段攻撃'''を持つ[[ゴブリン]]・[[ミュータント]]。[[先制攻撃]]・通常・[[とてつもなく遅いゾンビ/Extremely Slow Zombie|後制攻撃]]と3回[[戦闘ダメージ]]を[[与える]]。
  
5[[マナ]]にして9点もの打点を叩き出せるのは驚異の一言。さらには[[パワー]][[強化]]の効率が通常の3倍の効率となり、+4できれば21点の致死量となる。性質上[[トランプル]]との相性もよく、+5で[[タフネス]]4を、+7ならタフネス10さえをも貫通して致死量の[[ダメージ]]を叩き込める。
+
5[[マナ]]の[[クリーチャー]]が9点もの[[打点]]を叩き出すのは驚異の一言。また、[[パワー]][[強化]][[サボタージュ能力]]付与とは、二段攻撃以上に相性が良い。パワーを+4できれば21点の致死量となるし、[[泥棒カササギ/Thieving Magpie|カササギ能力]]や[[深淵の死霊/Abyssal Specter|スペクター能力]]を持たせれば莫大な[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。[[Unstable]]内では[[ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons]]が良い相方だが、[[レア]]と[[神話レア]]の組み合わせであり[[リミテッド]]で揃えるのは難しいか。パワー強化なら[[バズ・バギー/Buzz Buggy]]や[[応用航空力学/Applied Aeronautics]]、サボタージュ能力付与なら[[致死毒収集機/Deadly Poison Sampler]]や[[口述筆記装置/Dictation Quillograph]]といった[[からくり]]と組み合わせるのも手。
  
そのまま使っても[[先制攻撃]]や二段攻撃の上位性能であり、対[[クリーチャー]]戦で十分頼れる性能。しかし三段目の攻撃は後制攻撃であるため、3/4程度の[[バニラ]]が相手でも相討ちが取られてしまう点に気を付けたい。タフネスだけでも上げてやればだいぶ実用的になるが、残念ながら[[Unstable]][[赤]]にタフネスが上がる[[カード]]は1枚として無い。むしろ赤らしく、[[除去]]で[[ブロッカー]]を排除したり、パワーで押し切ったりを重視するほうがかえって堅実か。
+
[[本体]]に対しては強力な打点を発揮する反面、クリーチャーとの[[戦闘]]は不得手。先制攻撃や二段攻撃の上位となる性能ではあるのだが、三段目の攻撃は後制攻撃であるため、3/4程度の[[バニラ]]にも相討ちを取られてしまう。[[回避能力]]を持たないため、[[ブロッカー]]を立てられて同[[マナ・コスト]]域を突破できないことも多い。[[タフネス]]だけでも上げてやればだいぶ実用的になるが、Unstableの[[赤]]にタフネスが上がる[[カード]]は1枚もない。赤らしく、[[火力]]で[[ブロッカー]]を排除したり、[[トランプル]]を付与して本体に[[ダメージ]]を叩き込む方が良いか。トランプルを付与した場合、パワー+5で[[タフネス]]4を、パワー+7ならタフネス10さえをも貫通して致死量のダメージを叩き込める。
  
*開発の経緯に関しては[[とてつもなく遅いゾンビ/Extremely Slow Zombie#開発秘話]]を参照。
+
*三段攻撃の[[ルール]]や開発秘話に関しては[[とてつもなく遅いゾンビ/Extremely Slow Zombie]]の項を参照。
 +
*[[フレイバー・テキスト]]の[http://mtg-jp.com/cardlist/list/UST.html 公式日本語対訳]はやや分かりにくい。直訳は「2つの頭が1つよりも優れているのは事実だけれど、その後は収穫逓減に陥ってしまう」、意訳するなら「それ以上数を増やしてもあまり効果はない」といったところ。[[先細りの収益/Diminishing Returns]]も参照。
 +
 
 +
{{フレイバーテキスト|It's true that two heads are better than one, but after that you run into diminishing returns.}}
 +
{{フレイバーテキスト|2つの頭は1つよりも優れているのは事実だけれど、その後の利益は減っていく。}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[フレンチ・バニラの一覧]]
 
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]]

2022年3月2日 (水) 23:16時点における最新版


三頭ゴブリン/Three-Headed Goblin (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ミュータント(Mutant)

三段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と通常と後制攻撃の戦闘ダメージを与える。)
透かし:ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers

3/3

アーティスト:Mike Burns


二段攻撃をも上回る、三段攻撃を持つゴブリンミュータント先制攻撃・通常・後制攻撃と3回戦闘ダメージ与える

5マナクリーチャーが9点もの打点を叩き出すのは驚異の一言。また、パワー強化サボタージュ能力付与とは、二段攻撃以上に相性が良い。パワーを+4できれば21点の致死量となるし、カササギ能力スペクター能力を持たせれば莫大なアドバンテージを稼ぐことができる。Unstable内ではダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragonsが良い相方だが、レア神話レアの組み合わせでありリミテッドで揃えるのは難しいか。パワー強化ならバズ・バギー/Buzz Buggy応用航空力学/Applied Aeronautics、サボタージュ能力付与なら致死毒収集機/Deadly Poison Sampler口述筆記装置/Dictation Quillographといったからくりと組み合わせるのも手。

本体に対しては強力な打点を発揮する反面、クリーチャーとの戦闘は不得手。先制攻撃や二段攻撃の上位となる性能ではあるのだが、三段目の攻撃は後制攻撃であるため、3/4程度のバニラにも相討ちを取られてしまう。回避能力を持たないため、ブロッカーを立てられて同マナ・コスト域を突破できないことも多い。タフネスだけでも上げてやればだいぶ実用的になるが、Unstableのにタフネスが上がるカードは1枚もない。赤らしく、火力ブロッカーを排除したり、トランプルを付与して本体にダメージを叩き込む方が良いか。トランプルを付与した場合、パワー+5でタフネス4を、パワー+7ならタフネス10さえをも貫通して致死量のダメージを叩き込める。

It's true that two heads are better than one, but after that you run into diminishing returns.
2つの頭は1つよりも優れているのは事実だけれど、その後の利益は減っていく。

[編集] 参考

QR Code.gif