三頭ゴブリン/Three-Headed Goblin
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− | |カードテキスト=三段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と通常と後制攻撃の戦闘ダメージを与える。) | + | |カードテキスト=三段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と通常と後制攻撃の戦闘ダメージを与える。)<br>透かし:[[ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers]] |
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− | [[二段攻撃]]をも上回る、'''三段攻撃'''を持つ[[ゴブリン]]・[[ミュータント]]。 | + | [[二段攻撃]]をも上回る、'''三段攻撃'''を持つ[[ゴブリン]]・[[ミュータント]]。[[先制攻撃]]・通常・[[とてつもなく遅いゾンビ/Extremely Slow Zombie|後制攻撃]]と3回[[戦闘ダメージ]]を[[与える]]。 |
− | 5[[マナ]] | + | 5[[マナ]]の[[クリーチャー]]が9点もの[[打点]]を叩き出すのは驚異の一言。また、[[パワー]][[強化]]や[[サボタージュ能力]]付与とは、二段攻撃以上に相性が良い。パワーを+4できれば21点の致死量となるし、[[泥棒カササギ/Thieving Magpie|カササギ能力]]や[[深淵の死霊/Abyssal Specter|スペクター能力]]を持たせれば莫大な[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。[[Unstable]]内では[[ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons]]が良い相方だが、[[レア]]と[[神話レア]]の組み合わせであり[[リミテッド]]で揃えるのは難しいか。パワー強化なら[[バズ・バギー/Buzz Buggy]]や[[応用航空力学/Applied Aeronautics]]、サボタージュ能力付与なら[[致死毒収集機/Deadly Poison Sampler]]や[[口述筆記装置/Dictation Quillograph]]といった[[からくり]]と組み合わせるのも手。 |
− | + | [[本体]]に対しては強力な打点を発揮する反面、クリーチャーとの[[戦闘]]は不得手。先制攻撃や二段攻撃の上位となる性能ではあるのだが、三段目の攻撃は後制攻撃であるため、3/4程度の[[バニラ]]にも相討ちを取られてしまう。[[回避能力]]を持たないため、[[ブロッカー]]を立てられて同[[マナ・コスト]]域を突破できないことも多い。[[タフネス]]だけでも上げてやればだいぶ実用的になるが、Unstableの[[赤]]にタフネスが上がる[[カード]]は1枚もない。赤らしく、[[火力]]で[[ブロッカー]]を排除したり、[[トランプル]]を付与して本体に[[ダメージ]]を叩き込む方が良いか。トランプルを付与した場合、パワー+5で[[タフネス]]4を、パワー+7ならタフネス10さえをも貫通して致死量のダメージを叩き込める。 | |
− | * | + | *三段攻撃の[[ルール]]や開発秘話に関しては[[とてつもなく遅いゾンビ/Extremely Slow Zombie]]の項を参照。 |
+ | *[[フレイバー・テキスト]]の[http://mtg-jp.com/cardlist/list/UST.html 公式日本語対訳]はやや分かりにくい。直訳は「2つの頭が1つよりも優れているのは事実だけれど、その後は収穫逓減に陥ってしまう」、意訳するなら「それ以上数を増やしてもあまり効果はない」といったところ。[[先細りの収益/Diminishing Returns]]も参照。 | ||
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+ | {{フレイバーテキスト|It's true that two heads are better than one, but after that you run into diminishing returns.}} | ||
+ | {{フレイバーテキスト|2つの頭は1つよりも優れているのは事実だけれど、その後の利益は減っていく。}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[フレンチ・バニラの一覧]] | ||
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] |
2022年3月2日 (水) 23:16時点における最新版
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三頭ゴブリン/Three-Headed Goblin (3)(赤)(赤)クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ミュータント(Mutant)
三段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と通常と後制攻撃の戦闘ダメージを与える。)
透かし:ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers
アーティスト:Mike Burns
二段攻撃をも上回る、三段攻撃を持つゴブリン・ミュータント。先制攻撃・通常・後制攻撃と3回戦闘ダメージを与える。
5マナのクリーチャーが9点もの打点を叩き出すのは驚異の一言。また、パワー強化やサボタージュ能力付与とは、二段攻撃以上に相性が良い。パワーを+4できれば21点の致死量となるし、カササギ能力やスペクター能力を持たせれば莫大なアドバンテージを稼ぐことができる。Unstable内ではダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragonsが良い相方だが、レアと神話レアの組み合わせでありリミテッドで揃えるのは難しいか。パワー強化ならバズ・バギー/Buzz Buggyや応用航空力学/Applied Aeronautics、サボタージュ能力付与なら致死毒収集機/Deadly Poison Samplerや口述筆記装置/Dictation Quillographといったからくりと組み合わせるのも手。
本体に対しては強力な打点を発揮する反面、クリーチャーとの戦闘は不得手。先制攻撃や二段攻撃の上位となる性能ではあるのだが、三段目の攻撃は後制攻撃であるため、3/4程度のバニラにも相討ちを取られてしまう。回避能力を持たないため、ブロッカーを立てられて同マナ・コスト域を突破できないことも多い。タフネスだけでも上げてやればだいぶ実用的になるが、Unstableの赤にタフネスが上がるカードは1枚もない。赤らしく、火力でブロッカーを排除したり、トランプルを付与して本体にダメージを叩き込む方が良いか。トランプルを付与した場合、パワー+5でタフネス4を、パワー+7ならタフネス10さえをも貫通して致死量のダメージを叩き込める。
- 三段攻撃のルールや開発秘話に関してはとてつもなく遅いゾンビ/Extremely Slow Zombieの項を参照。
- フレイバー・テキストの公式日本語対訳はやや分かりにくい。直訳は「2つの頭が1つよりも優れているのは事実だけれど、その後は収穫逓減に陥ってしまう」、意訳するなら「それ以上数を増やしてもあまり効果はない」といったところ。先細りの収益/Diminishing Returnsも参照。
It's true that two heads are better than one, but after that you run into diminishing returns.
2つの頭は1つよりも優れているのは事実だけれど、その後の利益は減っていく。