老害な守護者/Old Guard
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(7人の利用者による、間の8版が非表示) | |||
4行: | 4行: | ||
|コスト=(1)(白) | |コスト=(1)(白) | ||
|タイプ=アーティファクト クリーチャー ― サイボーグ(Cyborg) 兵士(Soldier) | |タイプ=アーティファクト クリーチャー ― サイボーグ(Cyborg) 兵士(Soldier) | ||
− | |カードテキスト=(白),(T):注釈文を持たないクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。(注釈文とは、既知のルールについて説明している、カッコの中の斜体の文章のことである。) | + | |カードテキスト=(白),(T):注釈文を持たないクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。(注釈文とは、既知のルールについて説明している、カッコの中の斜体の文章のことである。)<br>透かし:[[小型装置団/Order of the Widget]] |
|PT=2/1 | |PT=2/1 | ||
|Gathererid=439405 | |Gathererid=439405 | ||
10行: | 10行: | ||
}} | }} | ||
− | + | [[注釈文]]が書いていない[[カード]]に対して難癖をつけて[[クリーチャー]]を[[タップ]]させる厄介なご老人。 | |
− | [[Unstable]] | + | [[擬似除去]]の類が比較的少ない[[Unstable]]では、[[タッパー]]というだけで貴重な存在。しかし、Unstableは[[からくり]]関連の[[能力]]や[[拡張]]、各種一発ネタ[[キーワード能力]]持ちなど[[注釈文]]を持っている[[クリーチャー]]はそれなりに多いため案外隙が大きく、不安定感は否めない。 |
− | * | + | 2[[マナ]]2/1と[[ウィニー]]として及第点の[[マナレシオ]]は持っているし、[[アーティファクト・クリーチャー]]であることから[[シナジー]]もそこそこ多いので、能力を当てにせずとも有用。 |
+ | |||
+ | *逆の「注釈文があるクリーチャーのみ対象に取れる」カードは、[[アンヒンジド]]で[[Duh]]が登場していた。 | ||
+ | *Old Guardとは、軍隊でベテランにより構成された部隊や親衛隊などに対する通称(例えば、アメリカでは[[Wikipedia:3rd_U.S._Infantry_Regiment_(The_Old_Guard) |第3歩兵部隊]])。転じて「保守派」の意。騎士に関連した小型装置団に属するのはそのためか。 | ||
+ | **日本語訳では、これを踏まえてoldを「老害」と訳している。 | ||
+ | **「保守派」というわりに、[[フレイバー・テキスト]]では、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]に当初から存在する[[キーワード能力]]である[[飛行]]について因縁をつけている(飛行に注釈文がついたのは[[第9版]]が初)。本当に老害である。 | ||
{{フレイバーテキスト|"You say you're capable of flying. You got any proof of that?"}} | {{フレイバーテキスト|"You say you're capable of flying. You got any proof of that?"}} | ||
{{フレイバーテキスト|「飛行できると言っているそうだな。それをどう示してくれるのかね?」}} | {{フレイバーテキスト|「飛行できると言っているそうだな。それをどう示してくれるのかね?」}} | ||
+ | *同じく頑固ジジイである[[アンヒンジド]]の[[Old Fogey]]も、フレイバー・テキストで老害じみた台詞を吐いている。もっとも老害の方向性が違うため、二人が友達になれるかどうかは疑問である。 | ||
+ | *あくまで注釈文を持っているか否かを参照するため、例えば[[バニラ]]のような元々解説するような[[ルール文章]]が存在しないクリーチャーもタップさせられる。本当に困ったジイさんである。 | ||
+ | *[[両面カード]]の右下または左下に書かれている、[[変身]]後の[[P/T]]やヒントバーも注釈文である。老害なジイさんに説明するには不十分な量かもしれないが、これらのクリーチャーは対象にできない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[カード個別評価:Unstable]] - [[ | + | *[[カード個別評価:Unstable]] - [[コモン]] |
2021年12月24日 (金) 06:49時点における最新版
*
老害な守護者/Old Guard (1)(白)アーティファクト クリーチャー ― サイボーグ(Cyborg) 兵士(Soldier)
(白),(T):注釈文を持たないクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。(注釈文とは、既知のルールについて説明している、カッコの中の斜体の文章のことである。)
透かし:小型装置団/Order of the Widget
注釈文が書いていないカードに対して難癖をつけてクリーチャーをタップさせる厄介なご老人。
擬似除去の類が比較的少ないUnstableでは、タッパーというだけで貴重な存在。しかし、Unstableはからくり関連の能力や拡張、各種一発ネタキーワード能力持ちなど注釈文を持っているクリーチャーはそれなりに多いため案外隙が大きく、不安定感は否めない。
2マナ2/1とウィニーとして及第点のマナレシオは持っているし、アーティファクト・クリーチャーであることからシナジーもそこそこ多いので、能力を当てにせずとも有用。
- 逆の「注釈文があるクリーチャーのみ対象に取れる」カードは、アンヒンジドでDuhが登場していた。
- Old Guardとは、軍隊でベテランにより構成された部隊や親衛隊などに対する通称(例えば、アメリカでは第3歩兵部隊)。転じて「保守派」の意。騎士に関連した小型装置団に属するのはそのためか。
- 日本語訳では、これを踏まえてoldを「老害」と訳している。
- 「保守派」というわりに、フレイバー・テキストでは、マジックに当初から存在するキーワード能力である飛行について因縁をつけている(飛行に注釈文がついたのは第9版が初)。本当に老害である。
"You say you're capable of flying. You got any proof of that?"
「飛行できると言っているそうだな。それをどう示してくれるのかね?」
- 同じく頑固ジジイであるアンヒンジドのOld Fogeyも、フレイバー・テキストで老害じみた台詞を吐いている。もっとも老害の方向性が違うため、二人が友達になれるかどうかは疑問である。
- あくまで注釈文を持っているか否かを参照するため、例えばバニラのような元々解説するようなルール文章が存在しないクリーチャーもタップさせられる。本当に困ったジイさんである。
- 両面カードの右下または左下に書かれている、変身後のP/Tやヒントバーも注釈文である。老害なジイさんに説明するには不十分な量かもしれないが、これらのクリーチャーは対象にできない。