カルドラの完成体/Kaldra Compleat
提供:MTG Wiki
10行: | 10行: | ||
[[モダン]]・[[レガシー]]とも、石鍛冶の神秘家を利用するデッキではよく採用されている。同様に[[コスト]]踏み倒し前提で採用される[[殴打頭蓋/Batterskull]]に比べてより攻撃的な反面、防御的な側面では劣るので、両採用して状況によって使い分ける運用が主流。 | [[モダン]]・[[レガシー]]とも、石鍛冶の神秘家を利用するデッキではよく採用されている。同様に[[コスト]]踏み倒し前提で採用される[[殴打頭蓋/Batterskull]]に比べてより攻撃的な反面、防御的な側面では劣るので、両採用して状況によって使い分ける運用が主流。 | ||
+ | |||
+ | *[[カルドラの剣/Sword of Kaldra]]と違い、追放効果は[[戦闘ダメージ]]に限定されているため[[接死ティム]]には使えない。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== |
2021年7月25日 (日) 14:11時点における版
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器
破壊不能
装備しているクリーチャーは+5/+5の修整を受け、先制攻撃とトランプルと破壊不能と速攻と「このクリーチャーがクリーチャー1体に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを追放する。」を持つ。
装備(7)
ミラディン/Mirrodinの守護者であったはずのカルドラ/Kaldra・シリーズがファイレクシア/Phyrexiaによって侵食、生体武器として「完成」させられてしまった姿。
オリジナルであるカルドラ・シリーズをすべて装備したのと同等の能力をこれ一つだけで装備したクリーチャーに与え、生成したトークンにノーコストで装備させて自立行動できる点で似通っており、カルドラ・シリーズのリメイクといえる。
これ自身のマナ総量と装備コストは7と非常に重いが、オリジナルはマナ総量が11、装備コストが合計10であるため、比較すればだいぶ割安。一方でオリジナルのように分割払いや各武具の必要な能力だけ切り出して軽めに運用することはできず、トークンのP/Tが貧弱すぎるといった欠点もあるが、単体でフィニッシャー運用をするのであればこちらの方が使いやすいだろう。
単体で扱うには全体的に重いカードではあるが、生体武器ということで石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticとの相性は抜群。最速3ターン目に「5/5、先制攻撃、速攻、トランプル、破壊不能、そしてダメージを与えた(が破壊できなかった)クリーチャーを追放する」が襲い掛かってくるのはまさに破格。
モダン・レガシーとも、石鍛冶の神秘家を利用するデッキではよく採用されている。同様にコスト踏み倒し前提で採用される殴打頭蓋/Batterskullに比べてより攻撃的な反面、防御的な側面では劣るので、両採用して状況によって使い分ける運用が主流。
- カルドラの剣/Sword of Kaldraと違い、追放効果は戦闘ダメージに限定されているため接死ティムには使えない。
関連カード
サイクル
モダンホライゾン2の生体武器。コモンを除く各レアリティに1枚ずつ存在する垂直サイクル。
- 殴打骨/Batterbone(アンコモン)
- イラクサ嚢胞/Nettlecyst(レア)
- カルドラの完成体/Kaldra Compleat(神話レア)
ミラディン・ブロックのカルドラの装備品メガ・サイクル。ブロックの各エキスパンションに1枚ずつ収録された。すべて揃えると、カルドラの兜/Helm of Kaldraからカルドラ・アバターを召喚できる。
モダンホライゾン2では生体武器化したカルドラの完成体/Kaldra Compleatが登場した。
ストーリー
カルドラ/Kaldraは、かつてのミラディン/Mirrodinでグリッサ/Glissaが集めた三つのアーティファクトから召喚されたアバター。メムナーク/Memnarchに操られてグリッサを襲うが、緑の太陽がミラディンの核/Mirrodin's Coreから昇った際にアーティファクトもろとも破壊されてしまう。
時は流れ、ミラディンが新ファイレクシア/New Phyrexiaになるとグリッサは他の住人ともども「完成」させられてしまう。悪意の大群/Vicious Swarmの実質的トップの座に就いたグリッサはカルドラのアーティファクトを修復し、地下の肉槽にて生体武器として再生している。
登場作品・登場記事
- The Moons of Mirrodin
- The Darksteel Eye
- The Fifth Dawn
- 『モダンホライゾン2』の伝説たち 再来編/The Returning Legends of Modern Horizons 2(Feature 2021年6月10日 Ethan Fleischer著)