カン/Khan
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[[タルキール覇王譚]]の時代では天下統一を巡っての覇権争いが続いており、氏族による若干の姿勢の違いはあるものの、互いが互いを滅ぼそうと戦争に明け暮れている。 | [[タルキール覇王譚]]の時代では天下統一を巡っての覇権争いが続いており、氏族による若干の姿勢の違いはあるものの、互いが互いを滅ぼそうと戦争に明け暮れている。 | ||
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改変された歴史である[[タルキール龍紀伝]]の世界における五氏族はカンではなく[[龍王/Dragonlord]]に支配されており、「カン」という言葉と「かつて龍以外の[[種族]]が氏族を統べていた」という史実は、龍王の機嫌を損ねる死に値する禁句として闇に葬られた。本来カンになるはずだった人物の運命も捻じ曲げられ、それぞれ全く違う人生を歩んでいる。 | 改変された歴史である[[タルキール龍紀伝]]の世界における五氏族はカンではなく[[龍王/Dragonlord]]に支配されており、「カン」という言葉と「かつて龍以外の[[種族]]が氏族を統べていた」という史実は、龍王の機嫌を損ねる死に値する禁句として闇に葬られた。本来カンになるはずだった人物の運命も捻じ曲げられ、それぞれ全く違う人生を歩んでいる。 | ||
− | * | + | *当時は背景ストーリーのみの登場だった、[[ダガタール/Daghatar]]の後任である[[レイハン/Reyhan]]は、後に[[統率者2016]]にて[[最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzan]]としてカード化されている。 |
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*[[固定語]]として「カン/Khan」を宣言させるカードも存在する (→[[城塞の包囲/Citadel Siege|運命再編の包囲エンチャントサイクル]])。 | *[[固定語]]として「カン/Khan」を宣言させるカードも存在する (→[[城塞の包囲/Citadel Siege|運命再編の包囲エンチャントサイクル]])。 | ||
− | * | + | *いずれも伝説のクリーチャーであり、レイハン以外は[[色の組み合わせ#3色の組み合わせ|楔3色]]を[[固有色]]に持つため、[[統率者戦]]や[[タイニー・リーダーズ]]の[[統率者]]としても有用。 |
*[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]の名乗り「サルカン」もこの言葉に由来し、Sar(タルキール語で「偉大な」)と合わせて「偉大なるカン」を意味する。 | *[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]の名乗り「サルカン」もこの言葉に由来し、Sar(タルキール語で「偉大な」)と合わせて「偉大なるカン」を意味する。 | ||
*「カン/Khan」とはモンゴル・中央アジア・トルコなどで王族・君主の称号として使われる言葉であり、アジアをモチーフとしたタルキールらしい呼び名である。 | *「カン/Khan」とはモンゴル・中央アジア・トルコなどで王族・君主の称号として使われる言葉であり、アジアをモチーフとしたタルキールらしい呼び名である。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[タルキール覇王譚ブロック]] | *[[タルキール覇王譚ブロック]] | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2017年4月9日 (日) 08:18時点における最新版
カン/Khanとは、タルキール/Tarkirに存在する5つの各氏族/Clanを率いている人型種族の指導者のこと。10人(+1人)が伝説のクリーチャーとしてカード化されている。
タルキール覇王譚の時代では天下統一を巡っての覇権争いが続いており、氏族による若干の姿勢の違いはあるものの、互いが互いを滅ぼそうと戦争に明け暮れている。
かつて1280年前の運命再編の時代には龍との生存競争のリーダーとして戦っており、龍を滅ぼすことで栄光の平和な時代が到来すると信じている。
改変された歴史であるタルキール龍紀伝の世界における五氏族はカンではなく龍王/Dragonlordに支配されており、「カン」という言葉と「かつて龍以外の種族が氏族を統べていた」という史実は、龍王の機嫌を損ねる死に値する禁句として闇に葬られた。本来カンになるはずだった人物の運命も捻じ曲げられ、それぞれ全く違う人生を歩んでいる。
- 当時は背景ストーリーのみの登場だった、ダガタール/Daghatarの後任であるレイハン/Reyhanは、後に統率者2016にて最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzanとしてカード化されている。
- 固定語として「カン/Khan」を宣言させるカードも存在する (→運命再編の包囲エンチャントサイクル)。
- いずれも伝説のクリーチャーであり、レイハン以外は楔3色を固有色に持つため、統率者戦やタイニー・リーダーズの統率者としても有用。
- サルカン・ヴォル/Sarkhan Volの名乗り「サルカン」もこの言葉に由来し、Sar(タルキール語で「偉大な」)と合わせて「偉大なるカン」を意味する。
- 「カン/Khan」とはモンゴル・中央アジア・トルコなどで王族・君主の称号として使われる言葉であり、アジアをモチーフとしたタルキールらしい呼び名である。
[編集] 登場カード
タルキール覇王譚の、各氏族/Clanのカン/Khanのサイクル。いずれも楔3色の神話レア。
- 先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost (アブザン家/The Abzan Houses)
- 悟った達人、ナーセット/Narset, Enlightened Master (ジェスカイ道/The Jeskai Way)
- 血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant (スゥルタイ群/The Sultai Brood)
- 兜砕きのズルゴ/Zurgo Helmsmasher (マルドゥ族/The Mardu Horde)
- 龍爪のスーラク/Surrak Dragonclaw (ティムール境/The Temur Frontier)
運命再編の、各氏族/Clanのカン/Khanのサイクル。混成マナ・シンボルをコストに含む能力を持つ。
- 不屈のダガタール/Daghatar the Adamant (アブザン家/The Abzan Houses)
- 沈黙の大嵐、シュー・ユン/Shu Yun, the Silent Tempest (ジェスカイ道/The Jeskai Way)
- 黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang (スゥルタイ群/The Sultai Brood)
- 死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death (マルドゥ族/The Mardu Horde)
- 龍爪のヤソヴァ/Yasova Dragonclaw (ティムール境/The Temur Frontier)
前述の時代による性格の違いを反映して、タルキール覇王譚のカンは氏族の3色でしか使えないが、運命再編のカンは2色~3色のデッキ内での協力も可能なデザインとなっている。
タルキール龍紀伝の、もう一つの歴史でカン/Khanだった人物のサイクル。各氏族/Clan固有のメカニズムを持つ。卓絶のナーセット/Narset Transcendent以外はレアで単色の伝説のクリーチャー。
- 族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit
- 卓絶のナーセット/Narset Transcendent
- アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier
- 鐘突きのズルゴ/Zurgo Bellstriker
- 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
統率者2016で登場。