祝福/Blessing
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+ | [[白]]の[[パンプアップ]]付与[[オーラ]]。 | ||
− | [[ | + | [[強化]]には多量の白[[マナ]]がいるため、白[[単色]]あるいは白メインの[[デッキ]]が相応しい。だが、白の[[クリーチャー]]デッキには[[ハルマゲドン/Armageddon]]や[[十字軍/Crusade]]という定番の強力カードがある([[マナ拘束]]するハルマゲドンとは相性が悪く、手数を使うタイプのデッキでは[[全体強化]]の十字軍のほうが効果的)。[[個別エンチャント]]としての弱点もあいまって、これは選択されづらい[[カード]]であった。 |
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− | + | 別の側面から見ると、白の強化[[能力]]は固定値の[[修整]]がほとんどであり、パンプアップ、特に[[パワー]]と[[タフネス]]を同時に強化するものはごくわずか([[#亜種]])。中でもこれは1マナにつき+1/+1と最高水準の効率を誇る。しかし、それは白に限って言えばの話で、[[黒]]では別段珍しくも、強力というわけでもない(いわゆる[[シェイド]]能力。[[深夜の誓約/Midnight Covenant]]も参照)。 | |
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+ | *「フレイバーに合わず、[[アンコモン]]や[[コモン]]に相応しい効果であり、レアにしては面白みに欠ける」とされたため、[[第5版]]では[[再録]]されず、[[基本セット]]から姿を消した(Taming the Flames([[Duelist#magazine|Duelist]]誌17号の記事))。 | ||
+ | *[[アルファ]]にはタフネスのみをパンプアップする[[聖なる鎧/Holy Armor]]がある。そちらの系統が白の主流となり、主にクリーチャーの[[起動型能力]]として受け継がれ、多くの亜種を生んでいる。 | ||
+ | *[[マナフィルター]]能力を持つ[[Farrelite Priest]]との相性は悪くはない。 | ||
+ | *[[リバイズド]]での英語版テキストは「(白):+1/+1」とだけある、非常にあっさりとしたもの(参考:{{日本語画像|Blessing~3ED}})。これは当時の英語版テンプレートに従った記述によるもの。 | ||
+ | **リバイズドでの記載方針は以下の通りであったが、様々な誤解を生んだため、[[第4版]]以降では再び詳しく表記されるようになった。 | ||
+ | *#パンプアップ能力は特に記載がない場合は「[[ターン終了時まで]]/until end of turn」の動作 | ||
+ | *#個別エンチャントは、特に記載がない限りそのつけられている対象を強化 | ||
+ | *#上記のルールに従い、カードには基本的にこれらは書かない | ||
+ | **当然、このカードに限らず、リバイズドでの他のカードもその形での記載になっている。このカードは見た目上わかりやすいので、ここに挙げた。 | ||
+ | ===関連カード=== | ||
+ | ====亜種==== | ||
+ | パワーとタフネスを同時にパンプアップする白カード。上述の通り少数派([[モーニングタイド]]現在)。 | ||
+ | *[[オーサイの禿鷹/Osai Vultures]] | ||
+ | *[[アイケイシアの僧侶/Icatian Priest]](個別強化能力) | ||
+ | *[[ザルファーの指揮官/Zhalfirin Commander]]([[騎士]]限定の個別強化) | ||
+ | *[[ジェラードのときの声/Gerrard's Battle Cry]](全体強化) | ||
+ | *[[トロウケアの影/Shade of Trokair]](白いシェイド) | ||
+ | 一時的な修整でなく[[+1/+1カウンター]]を置く白のオーラ | ||
+ | *[[毎日の処方/Daily Regimen]] | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]] |
− | *[[カード個別評価:リバイズド | + | *[[カード個別評価:リバイズド]] - [[レア]] |
− | *[[カード個別評価:アンリミテッド | + | *[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[レア]] |
2008年3月8日 (土) 19:50時点における版
解説
強化には多量の白マナがいるため、白単色あるいは白メインのデッキが相応しい。だが、白のクリーチャーデッキにはハルマゲドン/Armageddonや十字軍/Crusadeという定番の強力カードがある(マナ拘束するハルマゲドンとは相性が悪く、手数を使うタイプのデッキでは全体強化の十字軍のほうが効果的)。個別エンチャントとしての弱点もあいまって、これは選択されづらいカードであった。
別の側面から見ると、白の強化能力は固定値の修整がほとんどであり、パンプアップ、特にパワーとタフネスを同時に強化するものはごくわずか(#亜種)。中でもこれは1マナにつき+1/+1と最高水準の効率を誇る。しかし、それは白に限って言えばの話で、黒では別段珍しくも、強力というわけでもない(いわゆるシェイド能力。深夜の誓約/Midnight Covenantも参照)。
- 「フレイバーに合わず、アンコモンやコモンに相応しい効果であり、レアにしては面白みに欠ける」とされたため、第5版では再録されず、基本セットから姿を消した(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- アルファにはタフネスのみをパンプアップする聖なる鎧/Holy Armorがある。そちらの系統が白の主流となり、主にクリーチャーの起動型能力として受け継がれ、多くの亜種を生んでいる。
- マナフィルター能力を持つFarrelite Priestとの相性は悪くはない。
- リバイズドでの英語版テキストは「(白):+1/+1」とだけある、非常にあっさりとしたもの(参考:イラスト)。これは当時の英語版テンプレートに従った記述によるもの。
- リバイズドでの記載方針は以下の通りであったが、様々な誤解を生んだため、第4版以降では再び詳しく表記されるようになった。
- パンプアップ能力は特に記載がない場合は「ターン終了時まで/until end of turn」の動作
- 個別エンチャントは、特に記載がない限りそのつけられている対象を強化
- 上記のルールに従い、カードには基本的にこれらは書かない
- 当然、このカードに限らず、リバイズドでの他のカードもその形での記載になっている。このカードは見た目上わかりやすいので、ここに挙げた。
関連カード
亜種
パワーとタフネスを同時にパンプアップする白カード。上述の通り少数派(モーニングタイド現在)。
- オーサイの禿鷹/Osai Vultures
- アイケイシアの僧侶/Icatian Priest(個別強化能力)
- ザルファーの指揮官/Zhalfirin Commander(騎士限定の個別強化)
- ジェラードのときの声/Gerrard's Battle Cry(全体強化)
- トロウケアの影/Shade of Trokair(白いシェイド)
一時的な修整でなく+1/+1カウンターを置く白のオーラ