星の揺らぎ/Sway of the Stars
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− | とんでもない[[リセット]][[呪文]]。[[ライフ]]以外を初期状態に戻し、そしてライフを7点に平等化。[[点数で見たマナ・コスト]]も10と非常に[[重い]]。もっとも、[[激動/Upheaval]]+[[Timetwister]] | + | とんでもない[[リセット]][[呪文]]。[[ライフ]]以外を初期状態に戻し、そしてライフを7点に平等化。[[点数で見たマナ・コスト]]も10と非常に[[重い]]。もっとも、[[激動/Upheaval]]+[[Timetwister]]+αと考えれば、計算上の[[コスト・パフォーマンス]]は高い。 |
重すぎて一見使い物にならなそうであるが、[[神河ブロック構築]]ではリセット手段として使われ、[[トーナメント]]でも好成績を残している(→[[星の揺らぎコントロール]])。 | 重すぎて一見使い物にならなそうであるが、[[神河ブロック構築]]ではリセット手段として使われ、[[トーナメント]]でも好成績を残している(→[[星の揺らぎコントロール]])。 | ||
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[[マナ]]を浮かせた状態で[[唱える|唱え]]、[[手札]]に[[突然の衝撃/Sudden Impact]]や[[脳髄の渦/Cerebral Vortex]]などが来るのを願うこともできる(→[[ターボ星の揺らぎ]])。浮かせたマナが無駄になってしまう可能性もあるが、少なくとも突然の衝撃狙いであれば「4マナ以下のカードが手札にゼロ」という状態はかなり珍しいだろう。 | [[マナ]]を浮かせた状態で[[唱える|唱え]]、[[手札]]に[[突然の衝撃/Sudden Impact]]や[[脳髄の渦/Cerebral Vortex]]などが来るのを願うこともできる(→[[ターボ星の揺らぎ]])。浮かせたマナが無駄になってしまう可能性もあるが、少なくとも突然の衝撃狙いであれば「4マナ以下のカードが手札にゼロ」という状態はかなり珍しいだろう。 | ||
− | *[[スタック]]上の呪文は[[ライブラリー]] | + | *[[スタック]]上の呪文は[[ライブラリー]]に加えない。ゆえに通常はこの呪文の[[解決]]後にはこの[[カード]]だけが[[墓地]]にあることになる。 |
− | *[[追放]] | + | *[[追放]][[領域]]のカードもライブラリーに加えない。そのため[[ネクロポーテンス/Necropotence]]などとのコンボが可能。また[[待機]]との相性もよい。 |
*開発当初は4マナの予定だったが、調整中に6マナになり、さらにやる気のあるテスト[[プレイヤー]]のせいで最終的に10マナに……。確かに6マナ程度はやりすぎなのではあるが。 | *開発当初は4マナの予定だったが、調整中に6マナになり、さらにやる気のあるテスト[[プレイヤー]]のせいで最終的に10マナに……。確かに6マナ程度はやりすぎなのではあるが。 | ||
**この「4マナ」というのは[[Once More with Feeling]]を参考にした設定だったのかもしれない。 | **この「4マナ」というのは[[Once More with Feeling]]を参考にした設定だったのかもしれない。 | ||
*[[呪文織りのらせん/Spellweaver Helix]]と相性がよい。たとえばこれと[[力の確約/Promise of Power]]を[[刻印]]して力の確約を唱えれば、5マナでリセットした上に7/7の[[フライヤー]]が[[戦場に出る]]。 | *[[呪文織りのらせん/Spellweaver Helix]]と相性がよい。たとえばこれと[[力の確約/Promise of Power]]を[[刻印]]して力の確約を唱えれば、5マナでリセットした上に7/7の[[フライヤー]]が[[戦場に出る]]。 | ||
− | *あくまで理論的な話になってしまうが、ライフリセット効果が[[無限ライフ]]などの相手に有効。たとえば、[[対戦相手]] | + | *あくまで理論的な話になってしまうが、ライフリセット効果が[[無限ライフ]]などの相手に有効。たとえば、[[対戦相手]]に7点以上の[[ダメージ]]を[[与える|与え]]られる呪文や能力をスタックに乗せた状態で、[[急かし/Quicken]]からこれを唱えることにより、対戦相手のライフがどれだけ多くても一撃で倒すことができる。 |
==参考== | ==参考== |
2011年12月25日 (日) 12:59時点における版
Sway of the Stars / 星の揺らぎ (8)(青)(青)
ソーサリー
ソーサリー
各プレイヤーは自分がオーナーである手札、墓地、すべてのパーマネントを自分のライブラリーに加えて切り直す。その後カードを7枚引く。各プレイヤーの総ライフは7になる。
とんでもないリセット呪文。ライフ以外を初期状態に戻し、そしてライフを7点に平等化。点数で見たマナ・コストも10と非常に重い。もっとも、激動/Upheaval+Timetwister+αと考えれば、計算上のコスト・パフォーマンスは高い。
重すぎて一見使い物にならなそうであるが、神河ブロック構築ではリセット手段として使われ、トーナメントでも好成績を残している(→星の揺らぎコントロール)。
マナを浮かせた状態で唱え、手札に突然の衝撃/Sudden Impactや脳髄の渦/Cerebral Vortexなどが来るのを願うこともできる(→ターボ星の揺らぎ)。浮かせたマナが無駄になってしまう可能性もあるが、少なくとも突然の衝撃狙いであれば「4マナ以下のカードが手札にゼロ」という状態はかなり珍しいだろう。
- スタック上の呪文はライブラリーに加えない。ゆえに通常はこの呪文の解決後にはこのカードだけが墓地にあることになる。
- 追放領域のカードもライブラリーに加えない。そのためネクロポーテンス/Necropotenceなどとのコンボが可能。また待機との相性もよい。
- 開発当初は4マナの予定だったが、調整中に6マナになり、さらにやる気のあるテストプレイヤーのせいで最終的に10マナに……。確かに6マナ程度はやりすぎなのではあるが。
- この「4マナ」というのはOnce More with Feelingを参考にした設定だったのかもしれない。
- 呪文織りのらせん/Spellweaver Helixと相性がよい。たとえばこれと力の確約/Promise of Powerを刻印して力の確約を唱えれば、5マナでリセットした上に7/7のフライヤーが戦場に出る。
- あくまで理論的な話になってしまうが、ライフリセット効果が無限ライフなどの相手に有効。たとえば、対戦相手に7点以上のダメージを与えられる呪文や能力をスタックに乗せた状態で、急かし/Quickenからこれを唱えることにより、対戦相手のライフがどれだけ多くても一撃で倒すことができる。
参考
- True, False, Tidbits, and Tricks (WotC、文:Aaron Forsythe、英語)
- 本当と嘘と裏技と裏話 ――神河謀叛の話の続き (タカラトミー、上の記事の邦訳)
- Swaying To The Stars (WotC、文:Anthony Alongi、英語)
- Sway of the Stars (WotC、文:Adrian Sullivan、英語)
- リセットカード
- カード個別評価:神河謀叛 - レア