アバターの怒り/Avatar's Wrath
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アバターの怒り / Avatar's Wrath (2)(白)(白)ソーサリー
クリーチャー最大1体を対象とする。その後、それでないすべてのクリーチャーに気の技を行う。(それらを追放する。追放されている間、それらのオーナーはそれのマナ・コストではなく(2)で唱えてもよい。)
次のあなたのターンまで、対戦相手は自分の手札以外から呪文を唱えることはできない。
アバターの怒りを追放する。
最大で1体を除くクリーチャーに気の技を行い、次の自分のターンまで対戦相手が手札以外から呪文を唱えることを禁止するソーサリー。
基本的には擬似的な全体除去だが、任意のクリーチャーを1体残せるので、インスタント・タイミングの除去を重ねられたり召喚酔いの影響を受けていなければとりあえずその攻撃は通せる。自分は唱え直し制限を受けないため、マナがあれば直後にクリーチャーを出し直すことも可能であり、速攻を持つクリーチャーなら即座にアタッカーになれ、そうでなくとも対戦相手が唱えなおす前に1回殴れる。即座に唱え直すだけのマナがなくても、自分の方が先に再展開の機会が回ってくるため、除去やコンバット・トリック等に割くマナが余った状態で自分の攻撃チャンスとなる。こうした性質もあり、全体除去でありながらサボタージュ能力や攻撃誘発型能力とも相性が良い。
気の技である性質上、破壊不能や死亡誘発を無視できるうえ、明滅のように自分のETBを再利用できる点も強みである。ただしこれは自分の除去耐性持ちを残したりできず、時間差はあれど対戦相手のETBも再度誘発されるというデメリットにもなりうる。トークンや土地・クリーチャーが相手なら追放領域から唱え直すことができないため、そうしたものを多く使うデッキにはデメリットが薄くなる。
手札以外から唱えることへの制限はこれにより追放されたものに限定されていないため、衝動的ドローや計画、フラッシュバックなども妨害できる。ただしアバターの怒りに対応して唱えることは可能なので、この目的も込みで使う場合は戦況の確認は忘れずに。
純粋な全体除去として見ると一時凌ぎでしかなく、単独だとこれを使った分カード・アドバンテージを失っている。このため、長期戦を前提とするコントロールデッキよりも、残した・戻した少数の戦力で相手の戦力が戻ってくる前に押し切れるミッドレンジ戦術に向いたカードと言える。
2025年〜2026年期のスタンダードでは、アゾリウス・フラッシュを始めとした白系のミッドレンジないしは撹乱的アグロのサイドボードに採用される。これらではエイヴンの阻む者/Aven Interrupterと双方向にシナジーを形成し、あちらで計画させたカードをアバターの怒りで唱えられなくし、気の技での唱え直しコストをエイヴンの阻む者で重くできる。真昼の決闘/High Noonを用いたアゾリウス・プリズンでは、再展開を著しく遅くできるのでより強力である。バント気の技では、灰毛の天才、オーロック博士/Doc Aurlock, Grizzled Geniusと併用することで召喚酔いは無視出来ないとはいえ一瞬にして自分の戦場だけが元通りになる。2026年8月の禁止カード更新で緑単上陸が勢力を増すと、若木の生育場/Sapling Nurseryのトークン・+1/+1カウンターで強化されたクリーチャーのどちらにも刺さる点でより需要が増加した。
リミテッドにおいては、一時しのぎでしかないという性質もあり、黒い太陽の日/Day of Black Sunのような他の全体除去に比べると評価は低い。同セットの白はトークンなどを用いた横展開を強く意識しているため、トークンが消滅したり、そうでなくても頭数が並ぶ分再展開に必要なマナが大きくなりがちな点もマイナスである。とはいえブロッカーを排除して一方的に殴れる状況を作れるという構造自体は強力であり、決してアンプレイアブルというほどでもない。アバターの大ファン/Avatar Enthusiastsのような自己成長能力を持ったクリーチャーと併用すれば、大ダメージを強引に捻じ込むことも容易である。レアの全体除去だからといって初手取りする価値があるかと問われると怪しいが、扱い方を間違えなければ強力なカードと言える。
- 最初に戦場に残すクリーチャーは自分のクリーチャーに限定されていない。通常は自分の戦力を残すだろうし、登場時のスタンダードにはこれといって残すメリットのあるクリーチャーは見当たらないが、カードプールの広いフォーマットであればドロスの魔神/Archfiend of the Drossなど、残した方が対戦相手にとって不都合になるクリーチャーが存在する場合もあるので覚えておこう。
ストーリー
[編集]土の巻第11章「砂漠/The Desert」の一幕。(イラスト)
砂漠を彷徨う中で砂のベンダーの一団達に出会うアン/Aang達。トフ/Tophの耳は彼らの中にアッパ/Appaを誘拐した犯人がいる事を聴き破る。怒りに我を忘れたアンのアバターの力が暴走し、巨大な砂嵐が巻き起こり全てを飲み込もうとする。