Elephant Graveyard
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当初は象のほかにマンモスも対象に取れたが、当時存在した象とマンモスはウォー・エレファント/War Elephantとウォー・マンモス/War Mammothの2種類のみ。バンドを持つウォー・エレファントをタップだけで再生できるのは、マジック黎明期においてそれなりに評価できた利点である。
象には人型種族ロクソドン/Loxodonも増えたことで、効果を及ぼせる範囲は広がっている。今では獣群の呼び声/Call of the Herdやロクソドンの教主/Loxodon Hierarchなど強力な象もいるので使い勝手は良くなったといえる。
- 自壊能力持ちの象、狂ったアーモドン/Crazed Armodonとも好相性。
- 2007年9月サブタイプ変更でマンモスが象に統合されたことにより、このカードは象専用の土地になった。
- 時のらせんで、同じくタップで特定のクリーチャー・タイプを持つクリーチャーを再生する土地の群がりの庭/Swarmyardが登場した。
[編集] ストーリー
Elephant Graveyard(象の墓場)とは、象にまつわる伝説。死期が迫った象は群れから離れ、祖先が眠る「象の墓場」へと向かい、そこで最期を迎えると言われる。
『千夜一夜物語』のうち『船乗りシンドバッドの冒険』として知られる物語に登場する。シンドバッドはある事情から大量の象牙が必要になり命がけで象の狩猟に挑まねばならなくなったが、幸運に恵まれて仲良くなった象から「象の墓場」を教わったことで、自分たちも象も命を落とすことなく十分な象牙を入手することができた。
- このカードの「象を再生する」という能力は、このエピソードの「象の狩猟をやめさせた」様をマジックのゲーム的に再現したものである。