触発された考え/Inspired Idea
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ソーサリー
切除(3)(青)(青)(あなたはこの呪文を切除コストで唱えてもよい。そうしたなら、角括弧の中の記述を削除する。)
カード3枚を引く。〔このゲームの残りの間、あなたの手札の上限は3枚少なくなる。〕
手札の上限が少なくなるデメリットを持つドローソーサリー。切除でデメリットを消すことができる。
コスト的には集中/Concentrateが基準となっており、1マナ軽く唱えることが出来る代わりにデメリットがついており、集中相当のドローにしたい場合は1マナ重い。
手札の上限をなくすカードがあれば切除しなくてもデメリットを消せる。そうでなくとも、1回唱えただけならば4枚までは残るので、ビートダウンデッキが息切れ防止の為に使うのであれば不都合にはならないだろう。ビート・コントロールでも1回目で最初の息切れを防ぎつつ、2回目以降は切除コストで支払うようにするなら十分に採用圏内。極端な話、引いたそばから消費する、或いはそのターン中にゲームエンドを狙うコンボデッキなら、2回以上生撃ちしてもデメリットとはならないともいえる。ソーサリーである分、隙は大きいが切除特有の汎用性の高さが売り。
登場時のスタンダードであれば、十三嗜好症/Triskaidekaphileやウィザード・クラス/Wizard Classなどと組み合わせればデメリットを無視できる。環境には優秀な墓地利用が多数存在することも考えると、手札の上限が少なくなることを逆用してクリンナップのディスカードで墓地を肥やす手段にもできる。一方、青が本来得意とするコントロール系のデッキでは手札の減少は痛く、同セットで登場した発見への渇望/Thirst for Discovery(インスタントなうえ、マナ・コストも引ける枚数も同じ。引いたあと1枚か2枚を捨てる)と競合する。融通性やアドバンテージの差を吟味し、デッキによって使い分けたい。