シルヴォク/Sylvok
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シルヴォク/Sylvokは、ミラディン/Mirrodinの絡み森/The Tangleに生息する緑の人間/Human種族(イラスト)。
- 名前の由来はラテン語で「森」を意味する「sliv」[1]。
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[編集] シルヴォクの社会
シルヴォクの人々は武器よりも呪文で戦う有力なシャーマンやドルイドであり、選ばれたドルイド達の集団に基礎をおく階層的組織体系によって統治されている。力のあるドルイド達は崇敬され、シルヴォクの社会において大きな権力を持つ。
大消失/the Vanishing後シルヴォクは、ヴィリジアン/Viridianのようにアーティファクトを憎み恐れる代わりに、自然世界についての自分達の信念体系へと取り入れた。彼らは崇拝する自然世界の「完全な」姿を見つけ出そうという努力を始めた。
[編集] ラディックス/the Radix
ラディックス/the Radixはシルヴォクの人々、ヴィリジアン・エルフ共通の聖地である。詳細はラディックス/the Radix参照。
[編集] 動物崇拝/Animal Worship
大消失によって多くのシルヴォクと、最も力あるドルイド達が失踪した後、若きドルイドベンジア/Benzirが事実上のリーダーになった。
消失した者達の行方を探すべく行った針ヘビの毒を用いた幻視によって、彼は一人の女性が銅製の鎧を身につけ、牡鹿の角を持つ狼へと姿を変えるのを見た。
これを元に、ベンジアは部族の者達に、大消失で去った者達は自然世界のより高位の姿に「昇華」し、その魂は獣に宿ったのだと説いた。こうしてシルヴォクの人々に動物崇拝の文化が芽生えた。
[編集] 変遷
[編集] ミラディンの傷跡ブロック
グリッサ/Glissa率いる悪意の大群/Vicious Swarmによる早期の侵攻により、多くのシルヴォクが死んだ。生き残りのうち小規模な集団は力の寺院の大ドルイド/Archdruid of Temple Mightと化したベンジアに従いファイレクシア人/Phyrexianとなった。
ベンジアは悪意の大群の掲げる捕食者の本能の優位性を信じているが、グリッサやヴォリンクレックス/Vorinclexとは独立して異なる戦略でその目標を遂行すべく従事している。
ファイレクシア化で歪んだ動物崇拝により、彼は動物、もしくは動物であったものが新ファイレクシア/New Phyrexiaの集団意識を持ち、欠陥を持つデザインからいかに最善を尽くして完成を達成するかを明かしてくれると主張している。
[編集] 主な人物
- ベンジア/Benzir
- メリーラ/Melira
- ケスラ/Kessla (Kessla of Temple Might)
[編集] 登場
[編集] 登場記事
- The Terms of Engagement/約束の時 (Internet Archive) (Savor the Flavor 2010年9月22日 Doug Beyer著)
- The Human Cultures of Mirrodin/ミラディン世界の人間文化 (Internet Archive)(Savor The Flavor 2010年11月16日 Doug Beyer著)
- A Planeswalker's Guide to New Phyrexia: The Vicious Swarm/プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その4(Internet Archive)(Savor the Flavor 2011年4月27日 Magic Creative Team著)