焦熱の計画/Fiery Gambit

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コイン投げに勝っていくたびに効果が付加されていくカード。1回で「対象のクリーチャーに3点ダメージ」が、2回でさらに「すべての対戦相手に6点ダメージ」が、3回でさらに「9枚ドロー自分土地すべてアンタップ」が付加される。

2回勝利まではコイン投げの不安定さに見合う効果とは言い難いが、3回勝った時の効果である「対象のクリーチャーに3点ダメージ+全対戦相手に6点ダメージ+9枚ドロー+自分の全土地のアンタップ」というのはさすがにすさまじい。とはいえ素で使って3連勝する確率は低く、何もしないことが多いので、何らかのフォローは必須。

それでも確実性はないし、これ1枚で勝利できるカードでもないので構築で使われる類のカードではないが、ジョニーにとっては非常に魅力的なロマンあふれるカードである。

  • 1回ごとにコイン投げを続けるかやめることを選ぶことができる。途中で負けた場合は、それまで何回勝っていてもこのカードは何の効果も及ぼさない。
  • 対象となるクリーチャーがいないと使えないので注意。
  • コイン投げに負けてさえいなければ2回以上勝った場合でも対象のクリーチャーに3点ダメージを与えるし、3回以上勝った場合でも全対戦相手に6点ダメージを与える。
  • すべての効果は強制である。対象のクリーチャーが自分のクリーチャーであっても、1回以上コイン投げに勝利し、一度もコイン投げに負けていなければそのクリーチャーにダメージを与えなければならない。
  • 双頭巨人戦では、2回勝たれるだけでも物凄く痛い。12点(ライフの1/3以上)がたったの3マナで削られてしまう。もっとも期待値的には12*(1/4)=3で3点なので、プレイヤー直接火力としては性能は悪いのだが。
  • 負けるまで何回でも(4回でも10回でも)コイン投げを続けることができる。通常4回以上やることに意味は無いが、偶然の出合い/Chance Encounterなどがあれば意味がある。ただ、素直に3回で止めておいた方が得なので、普通はやらない。
  • 「何の効果も及ぼさない」と書かれたカードは、このカード(と黎明期特有の例外的デザインであるFalling Star)だけである。混沌のの中でも特に際立ったカードといえる。
  • 2回勝利までの効果は赤らしい効果であるが、3回勝利の効果はいきなり赤の色の役割から大きく外れたものになっている。これも混沌の赤というべきところか。
  • 3回勝つ確率は1/8で12.5%、クラークの親指/Krark's Thumbを用いると27/64で約42%。鏡の画廊/Mirror Galleryを出した上でクラークの親指を2枚出せば約82%、3枚で98.83%、4枚で99.995%になる。反復/Reiterateミラーリ/Mirariも確率を上げるのに役立つかもしれない。

[編集] 参考

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