暴走魔導士、デリーナ/Delina, Wild Mage

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Delina, Wild Mage / 暴走魔導士、デリーナ (3)(赤)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)

暴走魔導士、デリーナが攻撃するたび、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。1個のd20を振る。
1-14|伝説でなく「戦闘終了時に、このクリーチャーを追放する。」を持つことを除いてそのクリーチャーのコピーであるトークン1体をタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。
15-20|そのトークン1体を生成する。再度1個のd20を振ってもよい。

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炎駆の乗り手/Flamerush Riderに似たコピートークン生成能力を持つ伝説のエルフシャーマン

コピー・トークンからは伝説性が失われるため、自身をコピーして最低でも6点分のクロックにはなるが、タフネスが低く単純に攻撃するだけではそのまま戦闘で打ち取られる可能性は高い。予め火力などでブロッカーを排除したり、優秀なETB能力持ちなど1回限りのコピーしたりでも十分な仕事ができるクリーチャーと組み合わせたいところ。

このカードの目玉となるのは、サイコロの出目次第でコピーを何度も繰り返すことができる点。理論上は15-20の出目を出し続けることでこれ1枚でもゲームに勝てるが、単体では流石に確率が低すぎる。バーバリアン・クラス/Barbarian Classピクシーの案内人/Pixie Guideで勝率を上げたいところ。特にピクシーの案内人は能力でコピーを作れば作るほど勝率が上がっていくため、最初の数回いい出目が出ればそのまま大量のトークンでの勝利が狙える。

単体でも低確率ながらワンショットキルが発生する恐れがあり、そうでなくても優秀なETB能力の使い回しでアドバンテージが稼げる危険なクリーチャーなので、対戦相手からすればマストカウンター・マスト除去の対象でありマークが厳しい。そのためなるべく除去の隙を与えないよう速攻を付与させられるバーバリアン・クラスのレベル3や無謀な嵐探し/Reckless Stormseeker等と併用したい。

[編集] オラクルの変遷

フォーゴトン・レルム探訪発売と同時にエラッタが出されている。印刷されたルール文章は「そのトークン1体を生成する。再度1個のd20を振る。」であった。

このルール文章では、ピクシーの案内人を対象にして15-20の出目を出し続けると、やがて出目が1-14になる確率は限りなくゼロに近くなり、半永久的にダイスを振り続けることになってしまう。そのため、再度振るかどうかが任意であるように修正された[1]

[編集] ストーリー

デリーナ/Delinaダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター(イラスト1イラスト2)。ムーン・エルフ(フォーゴトン・レルム/Forgotten Realmsにおけるエルフの一種族)のソーサラー。

デリーナは旅や新たな経験を愛する若きムーン・エルフであり、荒々しく予測不能な魔法を振るう。バルダーズ・ゲート/Baldur's Gateの街でトラブルに巻き込まれた際、彼女はこの街の古の英雄ミンスク/Minscを偶然目覚めさせ、行方不明となった双子の兄を探す更なる冒険へと突入していく。

  • コミック「バルダーズ・ゲートの伝説」の登場人物であり、そちらでの表記は“デリナ”。

[編集] 脚注

  1. Adventures in the Forgotten Realms Update Bulletin/『フォーゴトン・レルム探訪』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News 2021年7月15日 Jess Dunks著)

[編集] 参考

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