大荒れの悪魔/Havoc Demon

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死亡したときにマイナス修整をばらまいて戦場を大荒れにするデーモン。

マイナス修整型の全体除去としてはかなり修整値が高い。比較検討が難しいものの、例えば同じオンスロート・ブロックの蔓延/Infestの2倍以上でめった切り/Slice and Diceの1点上と見れば6マナ以上の価値と仮定でき、コスト・パフォーマンスが良いといえる。とはいえ死亡誘発であるため、狙ったタイミングで誘発させるには生け贄に捧げるなどの手段が他に必要になるし、あるいは逆に除去されて望まぬタイミングで誘発させられるリスクもあるため、少々使いにくい能力。

基本性能に関しても、7マナ5/5飛行はそこまで高い性能とは言い難い。まして登場当時はワームの咆哮/Roar of the Wurmの6/6トークンが不可思議/Wonderで飛び回っていた時代である。そして何よりも最大の問題は「クリーチャー除去もできる大型フライヤー」として、戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadfulが一歩先に登場してしまったことだろう。

• 騙し討ち/Sneak Attackや御霊の足跡/Footsteps of the Goryoなどとの相性は良い。純粋に全体除去としてこの能力を活かすことが可能。
• 第９版を選ぼうにてヨーグモスの悪魔/Yawgmoth Demonと争い、惜しくも敗れた。

[編集] 参考

• カード個別評価：レギオン - レア
• カード個別評価：エターナルマスターズ - アンコモン