魔法の馬車/Enchanted Carriage

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==開発秘話==
 
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モチーフは、[[Wikipedia:ja:シャルル・ペロー|ペロー]]版の童話『[[Wikipedia:ja:シンデレラ|シンデレラ]]』に登場する「カボチャの馬車」<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-or-shine-2019-09-09 Eldraine or Shine]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033054/ 何があってもエルドレイン]([[Making Magic]] [[2019年]]9月9日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。[[フェアリーの導母/Faerie Guidemother|妖精のおばあさん]]は魔法でカボチャを馬車に、ハツカネズミを馬に変え、シンデレラを城の舞踏会へと送り出す。
  
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最初のデザインではハツカネズミが牽いているということを表すため、[[マナレシオ]]を高くする代わりに、「[[パワー]]が1のクリーチャーでしか搭乗できない」という[[ペナルティ能力]]を持たせていた。しかしこれだと実際に機能させるのが難しかったため、マナレシオを引き下げ、ハツカネズミのトークンを生成するメリット能力を持たせることになった。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における「ネズミ」はこれまで[[黒]]の[[ネズミ]](Rat)だったが、それだと雰囲気が失われてしまうので、ハツカネズミ(Mouse)という新しい[[クリーチャー・タイプ]]が導入され、[[色]]も[[白]]にされた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-check-part-1-2019-09-23 Eldraine Check, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033107/ エルドレイン・チェック その1](Making Magic 2019年9月23日 Mark Rosewater著)</ref>。
  
 
==脚注==
 
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2020年1月12日 (日) 15:19時点における版


Enchanted Carriage / 魔法の馬車 (5)
アーティファクト — 機体(Vehicle)

魔法の馬車が戦場に出たとき、白の1/1のハツカネズミ(Mouse)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
搭乗2(あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを、パワーの合計が2以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)

4/4

牽引する動物と共に戦場に現れる機体

ETB生成されるハツカネズミトークンだけで搭乗コストが満たせるため、クリーチャーがいない状況でトップデッキしても活躍できないという機体の弱点が解消されている。単純比較できないが生体武器の機体バージョンといった使い勝手のカード

構築では他の選択肢があるものの、リミテッドではを選ばず場持ちの良い戦力を得られる優良アンコモン。2匹生まれるトークンは太っ腹、グラングリー/Grumgully, the Generousをはじめとした非人間部族支援カードとも相性が良い。

開発秘話

モチーフは、ペロー版の童話『シンデレラ』に登場する「カボチャの馬車」[1]妖精のおばあさんは魔法でカボチャを馬車に、ハツカネズミを馬に変え、シンデレラを城の舞踏会へと送り出す。

最初のデザインではハツカネズミが牽いているということを表すため、マナレシオを高くする代わりに、「パワーが1のクリーチャーでしか搭乗できない」というペナルティ能力を持たせていた。しかしこれだと実際に機能させるのが難しかったため、マナレシオを引き下げ、ハツカネズミのトークンを生成するメリット能力を持たせることになった。マジックにおける「ネズミ」はこれまでネズミ(Rat)だったが、それだと雰囲気が失われてしまうので、ハツカネズミ(Mouse)という新しいクリーチャー・タイプが導入され、にされた[2]

脚注

  1. Eldraine or Shine/何があってもエルドレインMaking Magic 2019年9月9日 Mark Rosewater著)
  2. Eldraine Check, Part 1/エルドレイン・チェック その1(Making Magic 2019年9月23日 Mark Rosewater著)

参考

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