月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch

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[[伝説の]][[人間]]。いくつかの[[ハイドラ]]と同様、[[+1/+1カウンター]]を用いて[[マナ・コスト]]中の[[X]]の分の[[サイズ]]になる。加えて、自身または自軍全体に+1/+1カウンターを置く2種類の[[タップ能力]]も持つ。
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[[伝説の]][[人間]]。いくつかの[[ハイドラ]]のように、[[マナ・コスト]]中の[[X]]と同じ数だけの[[+1/+1カウンター]]が置かれて[[戦場に出る]]。加えて、自身または自軍全体に+1/+1カウンターを置く2種類の[[タップ能力]]も持つ。
  
 
注目すべきは[[全体強化]][[能力]]。実績のある[[カード]]で言えば[[黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane]]や[[鋼の監視者/Steel Overseer]]に近く、[[ウィニー]]や[[トークン]]を並べる[[デッキ]]で使うと強力である。代わりに自身がどんどん縮んでいくため[[起動]]回数に制限があるのだが、それなりのXで出せれば気にしなくともよい。状況次第では1,2回でも充分と割り切って使い捨てにするのも手。
 
注目すべきは[[全体強化]][[能力]]。実績のある[[カード]]で言えば[[黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane]]や[[鋼の監視者/Steel Overseer]]に近く、[[ウィニー]]や[[トークン]]を並べる[[デッキ]]で使うと強力である。代わりに自身がどんどん縮んでいくため[[起動]]回数に制限があるのだが、それなりのXで出せれば気にしなくともよい。状況次第では1,2回でも充分と割り切って使い捨てにするのも手。
  
終盤に[[大型クリーチャー]]として降臨することもできるし、序盤にX=1,2で[[唱える|唱え]]ておいてじっくり育ててから[[アタッカー]]や全体強化手段にしてもよい。非常に動きが多彩且つ柔軟で、使い方の自由度が高いカードであると言える。一方で基本的に3つともサイズを上げるだけの能力であり、[[除去耐性]]や[[回避能力]]を持たないという力任せな面も。
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終盤に[[大型クリーチャー]]として降臨することもできるし、序盤にX=1,2で[[唱える|唱え]]ておいてじっくり育ててから[[アタッカー]]や全体強化手段にしてもよい。非常に動きが多彩かつ柔軟で、使い方の自由度が高いカードであると言える。一方で基本的に3つともサイズを上げるだけの能力であり、[[除去耐性]]や[[回避能力]]を持たないという力任せな面も。
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[[スタンダード]]では、[[人間 (デッキ)|人間ウィニー]]・[[緑白トークン#ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|緑白トークン]]・[[白単鍛えられた鋼#スタンダード|白単鍛えられた鋼]]など、白メインの[[ビートダウンデッキ]]で採用されている。
  
 
*[[イニストラード]]発売を前に、[[From the Vault:Legends]]に先行収録された。
 
*[[イニストラード]]発売を前に、[[From the Vault:Legends]]に先行収録された。
*イニストラードの他の[[伝説のクリーチャー]]が[[部族 (俗称)|部族]]の[[色]]を反映した[[多色カード]]なのに対し、これは[[白]][[単色]]である。統一感を崩しているし、能力的には[[緑]]を含んでもよさそうなものだが、ミケウスの聖職者というフレイバーを考えるとむしろこれで合っている。あるいは単に、開発初期において人間に割り当てられた色が白のみであった([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/159 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/002158/ 邦訳])ことの名残かもしれない。
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*イニストラードの他の[[伝説のクリーチャー]]が[[部族 (俗称)|部族]]の[[色]]を反映した[[多色カード]]なのに対し、これは[[白]][[単色]]である。統一感を崩しているし、能力的には[[緑]]を含んでもよさそうなものだが、ミケウスの[[クレリック|聖職者]]という[[フレイバー]]を考えるとむしろこれで合っている。あるいは単に、開発初期において人間に割り当てられた色が白のみであった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/cmon-innistrad-part-1-2011-09-05 C'mon Innistrad, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003993/ 来いよイニストラード その1]([[Making Magic]] [[2011年]]9月5日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>ことの名残かもしれない。
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==関連カード==
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{{同一の存在を表すカード/ミケウス・セカーニ}}
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
'''ミケウス'''/''Mikaeus''は[[アヴァシン教会/The Church of Avacyn]]の月皇/Lunarch、すなわち最上位の聖職者。[[アヴァシン/Avacyn]]が姿を消した後、教会の力が衰えてきた理由を必死で探している([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/stf/162&dcmp=ilc-mtgrss A Planeswalker's Guide to Innistrad: Gavony and Humans])。
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[[ミケウス・セカーニ/Mikaeus Cecani]]を参照。
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==脚注==
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<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[マナ・コストにXを含むカード一覧]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[レア]]
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*[[From the Vault:Legends]]
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2023年12月27日 (水) 05:40時点における最新版


Mikaeus, the Lunarch / 月皇ミケウス (X)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

月皇ミケウスは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(T):月皇ミケウスの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(T),月皇ミケウスから+1/+1カウンターを1個取り除く:あなたがコントロールする他の各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。

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伝説の人間。いくつかのハイドラのように、マナ・コスト中のXと同じ数だけの+1/+1カウンターが置かれて戦場に出る。加えて、自身または自軍全体に+1/+1カウンターを置く2種類のタップ能力も持つ。

注目すべきは全体強化能力。実績のあるカードで言えば黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane鋼の監視者/Steel Overseerに近く、ウィニートークンを並べるデッキで使うと強力である。代わりに自身がどんどん縮んでいくため起動回数に制限があるのだが、それなりのXで出せれば気にしなくともよい。状況次第では1,2回でも充分と割り切って使い捨てにするのも手。

終盤に大型クリーチャーとして降臨することもできるし、序盤にX=1,2で唱えておいてじっくり育ててからアタッカーや全体強化手段にしてもよい。非常に動きが多彩かつ柔軟で、使い方の自由度が高いカードであると言える。一方で基本的に3つともサイズを上げるだけの能力であり、除去耐性回避能力を持たないという力任せな面も。

スタンダードでは、人間ウィニー緑白トークン白単鍛えられた鋼など、白メインのビートダウンデッキで採用されている。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

ミケウス・セカーニ/Mikaeus Cecaniを参照。

[編集] 脚注

  1. C'mon Innistrad, Part 1/来いよイニストラード その1Making Magic 2011年9月5日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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