対象のミノタウルス/Target Minotaur

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'''「[[対象]]のクリーチャー/Target creature」'''という[[名前]]の[[クリーチャー]]がいる、という初心者によくある勘違いを実現してしまった[[カード]]。
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'''「[[対象]]のクリーチャー/Target creature」'''という[[カード名|名前]]の[[クリーチャー]]がいる、という初心者によくある勘違いを実現してしまった[[カード]]。
  
[[能力]]そのものは[[ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep]][[下位互換]]だが、2マナ2/1[[果敢]][[リミテッド]]なら優秀な性能。
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性能そのものは[[果敢]]のみを持つ[[フレンチ・バニラ]]であり、[[アン・カード]]らしさは薄く、つまりは扱いやすい[[カード]][[リミテッド]]なら優秀な戦力になってくれる。冒頭の勘違いをしている初心者に対しては「これが対象のクリーチャーだよ」と誘導することで、一種の[[避雷針]]として機能する……かもしれない。
  
冒頭の勘違いをしている初心者に対して「これが対象のクリーチャーだよ」と出し、[[単体除去]]を無駄撃ちさせることによって、一種の[[避雷針]]として使えなくもない。
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*[[ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep]][[下位互換]]
 
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*[[Jumpstart]]にて、[[黒枠]]になった[[同型再版]]の[[稲妻の幻想家/Lightning Visionary]]が登場した。
*[[オラクル]]に「target Minotaur」とあるカードは、[[Anaba Ancestor]]しかない。[[エルフ]]や[[ゴブリン]]のようなメジャーな[[クリーチャー・タイプ]]ならば、より勘違いさせることができたかもしれない。
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*[[オラクル]]に「target Minotaur」とあるカードは、[[Unstable]]時点では[[Anaba Ancestor]]しかない。[[エルフ]]や[[ゴブリン]]のようなメジャーな[[クリーチャー・タイプ]]ならば、より勘違いさせることができたかもしれない。
*4種類のイラスト違いがあり、ありとあらゆる呪文の対象になっている。
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*4種類の[[絵|イラスト]]違いがあり、様々な[[呪文]]の対象になっている({{Gatherer|id=439487|イラスト1}}/{{Gatherer|id=439610|2}}/{{Gatherer|id=439611|3}}/{{Gatherer|id=439612|4}})。
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*[[ミノタウルス]]が選ばれたのは、過去の[[カード・セット|セット]]でミノタウルスがしばしば脈絡なく[[火力]]呪文の犠牲になっていたことが元ネタ<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/167759126573/what-is-the-target-minotaur-joke Mark Rosewaterのブログ]</ref>。
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**これは[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ社]]としても鉄板のネタ(?)のようで、公式サイトではこの題材で過去に3回も記事が執筆されている(→[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/sympathy-minotaur-2009-06-23 Sympathy for the Minotaur Part1],[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/sympathy-minotaur-part-2-2010-04-26 Part2],[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/sympathy-minotaur-part-3-2013-07-11 Part3])。
 
*[[オデッセイ・ブロック]]以来久しぶりに、「Target」が「対象の」と訳された。さすがに、「ミノタウルス1体を対象とする。それは」とするわけにはいかなかったのだろう。
 
*[[オデッセイ・ブロック]]以来久しぶりに、「Target」が「対象の」と訳された。さすがに、「ミノタウルス1体を対象とする。それは」とするわけにはいかなかったのだろう。
  
==フレイバー・テキスト==
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==[[フレイバー・テキスト]]==
 
{{フレイバーテキスト|"Not again!"}}
 
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{{フレイバーテキスト|「またかよ!」}}
 
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*[[黄泉からの帰還者/Revenant]]の[[ハンス/Hans]]も、同じようなことを言っている。
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*[[黄泉からの帰還者/Revenant]]の[[ハンス・エリクソン/Hans Eriksson (ストーリー)|ハンス/Hans]]も、同じようなことを言っている。
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==関連カード==
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{{サイクル/Unstableのコモンの変種ありクリーチャー}}
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==参考==
 
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<references/>
 
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*[[フレンチ・バニラの一覧]]
 
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[コモン]]

2023年1月13日 (金) 11:29時点における最新版


対象のミノタウルス/Target Minotaur (1)(赤)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur)・戦士(Warrior)

果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)

2/1

アーティスト:Warren Mahy


対象のクリーチャー/Target creature」という名前クリーチャーがいる、という初心者によくある勘違いを実現してしまったカード

性能そのものは果敢のみを持つフレンチ・バニラであり、アン・カードらしさは薄く、つまりは扱いやすいカードリミテッドなら優秀な戦力になってくれる。冒頭の勘違いをしている初心者に対しては「これが対象のクリーチャーだよ」と誘導することで、一種の避雷針として機能する……かもしれない。

[編集] フレイバー・テキスト

"Not again!"
「またかよ!」

[編集] 関連カード

Unstableコモンの変種ありクリーチャーサイクル

それぞれのカードについて、イラストフレイバー・テキスト、またはその両方が異なる4種類の変種が存在する。

他にも、アーティファクト詮索好きの殺人ボット/Curious Killbotが存在する。

[編集] 参考

  1. Mark Rosewaterのブログ
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