スタイフルノート

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'''スタイフルノート'''(''Stiflenought'')は、[[エターナル]]に存在する[[コンボ]]系[[コントロール]][[デッキ]]。デッキ名は[[もみ消し/Stifle]]と[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]から。2007年7月、ファイレクシアン・ドレッドノートの[[エラッタ]]解除により可能となった。
 
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デッキ名は[[もみ消し/Stifle]]と[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]から。
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2007年7月、ファイレクシアン・ドレッドノートの[[エラッタ]]解除により可能となった。
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動きは簡単。ドレッドノートが[[場]]に出たときの[[ペナルティ能力]]をもみ消しや[[計略縛り/Trickbind]]、[[幻視の魔除け/Vision Charm]]などで踏み倒し、ドレッドノートで[[殴る]]だけ。[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]などを用いれば1[[ターン]]目にドレッドノートが登場し、あっという間に勝負がつくことも。
[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]などを用いれば1[[ターン]]目にドレッドノートが登場し、あっという間に勝負がつくことも。
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デッキのコンセプトは[[コンボ]][[デッキ]]に近いのだが、[[もみ消し/Stifle]]は相手への妨害に、[[幻視の魔除け/Vision Charm]]はドレッドノートを除去から救う手段にと、コンボパーツがユーティリティも兼ねているため、[[コントロール]]要素が非常に強いデッキでもある。
 
デッキのコンセプトは[[コンボ]][[デッキ]]に近いのだが、[[もみ消し/Stifle]]は相手への妨害に、[[幻視の魔除け/Vision Charm]]はドレッドノートを除去から救う手段にと、コンボパーツがユーティリティも兼ねているため、[[コントロール]]要素が非常に強いデッキでもある。
  
ドレッドノートをサーチするため、[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]が採用される事も多い。
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ドレッドノートをサーチするため、[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]が採用される事も多い。その場合は、その他の優秀な[[ほぞ]]による[[シルバーバレット]]の構成を取る事になる。
その場合は、その他の優秀な[[ほぞ]]による[[シルバーバレット]]の構成を取る事になる。
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また、[[ほぞ]]と[[青]]カードというコンボの構成が、[[相殺コントロール]]と非常に似ている為、同デッキのフィニッシャーとしてこのコンボが採用される事もある。
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また、[[ほぞ]]と[[青]]カードというコンボの構成が、[[相殺コントロール]]と非常に似ているため、同デッキのフィニッシャーとしてこのコンボが採用される事もある。粗石の魔道士で両方のほぞをサーチできる上、相殺はドレッドノートを守る手段に、また一度コンボを防がれても、[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]のライブラリー操作により、再度コンボを決めるのが容易になる点などが、主な利点となる。
粗石の魔道士で両方のほぞをサーチ出来る上、相殺はドレッドノートを守る手段に、また一度コンボを防がれても、[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]のライブラリー操作により、再度コンボを決めるのが容易になる点などが、主な利点となる。
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ただし、勝ち手段のほとんどをドレッドノートに依存しているため、序盤に引けなかったり、除去を[[カウンター]]出来なかったりすると、あっという間にせり負けてしまったりする。
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ただし、勝ち手段のほとんどをドレッドノートに依存しているため、序盤に引けなかったり、除去を[[カウンター]]できなかったりすると、あっという間にせり負けてしまったりする。
  
 
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[[Illusionary Mask]]が[[禁止カード]]である[[レガシー]]では、[[マスク・ドレッド]]に代わるデッキと目されている。
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*備考
 
*備考
 
**[[レガシー選手権07]] 第16位([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bd295a 参考])
 
**[[レガシー選手権07]] 第16位([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bd295a 参考])
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*コンボ要素を重視したタイプ。
  
 
==参考==
 
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*[[デッキ集]]
 
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2008年7月11日 (金) 23:49時点における版

スタイフルノート(Stiflenought)は、エターナルに存在するコンボコントロールデッキ。デッキ名はもみ消し/Stifleファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtから。2007年7月、ファイレクシアン・ドレッドノートのエラッタ解除により可能となった。

概要


Phyrexian Dreadnought / ファイレクシアン・ドレッドノート (1)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ドレッドノート(Dreadnought)

トランプル
ファイレクシアン・ドレッドノートが戦場に出たとき、パワーの合計が12以上になるように好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。

12/12


Stifle / もみ消し (青)
インスタント

起動型能力1つか誘発型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)



Vision Charm / 幻視の魔除け (青)
インスタント

以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを4枚切削する。
・土地タイプと基本土地タイプを1つ選ぶ。ターン終了時まで、最初に選ばれたタイプの各土地は、二番目に選ばれたタイプになる。
・アーティファクト1つを対象とする。それはフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)


動きは簡単。ドレッドノートがに出たときのペナルティ能力をもみ消しや計略縛り/Trickbind幻視の魔除け/Vision Charmなどで踏み倒し、ドレッドノートで殴るだけ。水蓮の花びら/Lotus Petalなどを用いれば1ターン目にドレッドノートが登場し、あっという間に勝負がつくことも。

デッキのコンセプトはコンボデッキに近いのだが、もみ消し/Stifleは相手への妨害に、幻視の魔除け/Vision Charmはドレッドノートを除去から救う手段にと、コンボパーツがユーティリティも兼ねているため、コントロール要素が非常に強いデッキでもある。

ドレッドノートをサーチするため、粗石の魔道士/Trinket Mageが採用される事も多い。その場合は、その他の優秀なほぞによるシルバーバレットの構成を取る事になる。

また、ほぞカードというコンボの構成が、相殺コントロールと非常に似ているため、同デッキのフィニッシャーとしてこのコンボが採用される事もある。粗石の魔道士で両方のほぞをサーチできる上、相殺はドレッドノートを守る手段に、また一度コンボを防がれても、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのライブラリー操作により、再度コンボを決めるのが容易になる点などが、主な利点となる。

ただし、勝ち手段のほとんどをドレッドノートに依存しているため、序盤に引けなかったり、除去をカウンターできなかったりすると、あっという間にせり負けてしまったりする。

Illusionary Mask禁止カードであるレガシーでは、マスク・ドレッドに代わるデッキと目されている。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (6)
4 ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought
2 粗石の魔道士/Trinket Mage
インスタント・ソーサリー (28)
4 もみ消し/Stifle
3 計略縛り/Trickbind
4 渦まく知識/Brainstorm
3 商人の巻物/Merchant Scroll
1 嘘か真か/Fact or Fiction
4 Force of Will
3 目くらまし/Daze
1 誤った指図/Misdirection
1 残響する真実/Echoing Truth
4 強迫/Duress
エンチャント・アーティファクト (4)
4 水蓮の花びら/Lotus Petal
土地 (22)
8 島/Island
4 Underground Sea
1 沼/Swamp
3 汚染された三角州/Polluted Delta
2 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 アカデミーの廃墟/Academy Ruins
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
サイドボード
4 寒け/Chill
3 基本に帰れ/Back to Basics
3 魔力流出/Energy Flux
3 The Tabernacle at Pendrell Vale
2 残響する真実/Echoing Truth
  • コンボ要素を重視したタイプ。

参考

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