驢馬面の悪ふざけ/Asinine Antics

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Asinine Antics / 驢馬面の悪ふざけ (2)(青)(青)
ソーサリー

あなたが驢馬面の悪ふざけを唱えるためにさらに(2)を支払うなら、これを、これが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。
対戦相手がコントロールしている各クリーチャーにつきそれぞれ、呪われし者(Cursed)・役割(Role)トークン1つをそのクリーチャーについた状態で生成する。(あなたがコントロールしている役割がすでにそれについているなら、その役割を墓地に置く。エンチャントしているクリーチャーは1/1である。)


対戦相手クリーチャーすべてに「呪われし者」の役割つける4マナソーサリー。6マナインスタントプレイもできる。

相手クリーチャーをまとめて1/1にしてしまう効果戦闘への妨害として強力であり、インスタントプレイすれば1/1になった攻撃クリーチャーを一気に討ち取るようなコンバット・トリックとしても振る舞える。

しかし能力は健在であったり、チャンプブロック要員が残ったり、他の効果による修整に弱かったり、小型クリーチャーを大量展開するデッキに対しては効果が薄いなど、全体除去として見ると欠点が多い。インスタントプレイ時のコストがかなり重いのも難点。

このカードならではの利点は、相手クリーチャーの数だけオーラ生成するという点にある。すなわち、星座絡み架かりの見張り/Tanglespan Lookoutなどの能力を大量誘発させることができるというわけである。

ゲームスピードが早めのエルドレインの森リミテッド環境では、遅さや上記の小型の大量展開に弱い点が祟って評価が低めである。

  • イラストではハイフェイ/High Faeの魔術により人々の顔がロバに変えられている。
    • モチーフはウィリアム・シェイクスピアの劇『夏の夜の夢』と推測される。妖精王オベロンは、手下である妖精パックを使い、森で迷っていた男ボトムの顔をロバに変えてしまう。これは喧嘩した妻ティターニアへの制裁としてオベロンが目論んだ計画で、惚れ薬によりティターニアをロバ人間の虜にしてしまうというものであった。

参考

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