殺人人形、マーヴィン/Marvin, Murderous Mimic
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Marvin, Murderous Mimic / 殺人人形、マーヴィン (2)
伝説のアーティファクト クリーチャー — 玩具(Toy)
伝説のアーティファクト クリーチャー — 玩具(Toy)
殺人人形、マーヴィンは、あなたがコントロールしていてこのクリーチャーと同じ名前を持たないすべてのクリーチャーのすべての起動型能力を持つ。
2/2自分と同じカード名のものを除く、自分のクリーチャーの起動型能力を獲得出来る玩具の伝説のアーティファクト・クリーチャー。
原則として既に戦場に存在する起動型能力しか得られないので、単独でゲームを決めるような能力をコピーしてもオーバーキル。ホーントウッドの金切り魔/Hauntwoods Shriekerのように発生源が増えても同じ効果しか得られない能力はコピーしても意味が無い。相方を選ぶピーキーな性能ではあるが僅か2マナで起動型能力をコピーできるのも確かであり、コンボデッキなどで活躍できる素養がある。登場時のパイオニアでは2/2という小型クリーチャーそのものなサイズを逆用、地獄の樹/Tree of Perditionの起動型能力をコピーして、一瞬にして対戦相手のライフを削り取る手段として運用されている。
この手のコンボ向けのカードの常として、リミテッドで最大限の活躍を狙うのは少々難しい。取り憑かれた山羊/Possessed Goatの強化でファッティにしたり、ヴァルガヴォスの崇拝者/Valgavoth's Faithfulや腹黒茸/Insidious Fungusの能力を増やしたりといった程度。最低限2マナ2/2なので希望の光、ニコ/Niko, Light of Hopeや悪夢滅ぼし、魁渡/Kaito, Bane of Nightmaresなどの強力なカードと併用するなら採用に値するか。
- 能力のルールについては起動型能力#他のカードの起動型能力を得るを参照。
- 騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorで殺人人形、マーヴィンをコピーすると、互いの能力が依存することになる。よってタイムスタンプ順に処理し、マーヴィンは他のクリーチャーの起動型能力を得て、逆嶋は他のクリーチャーに合わせてマーヴィンが得た起動型能力も得るので2倍の起動型能力を持つことになる。
- 人形が魂を得て人々に襲いかかるホラーは多々あるが、「殺人人形」という直接的な名前などから、モチーフは映画「チャイルド・プレイ」(1998)に登場するシリアルキラーの魂が乗り移った人形「チャッキー」だろう。ちなみにダスクモーン:戦慄の館に合わせてSecret Lair Drop Seriesでチャイルドプレイとのユニバースビヨンドが発売されたが、チャッキー役はドゥームスカージ、カルダール/Kardur, Doomscourgeである。