末裔の道/Descendants' Path
提供:MTG Wiki
Descendants' Path / 末裔の道 (2)(緑)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがあなたがコントロールしているいずれかのクリーチャーと共通のクリーチャー・タイプを持つクリーチャー呪文であるなら、あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。あなたがそれを唱えないなら、それをあなたのライブラリーの一番下に置く。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー呪文であるなら、」は「クリーチャー・カードなら、」に読み替えてください。
緑によくある、条件付きでクリーチャーのマナ・コストを無視できるカード。過去のカードでは、葉冠の古老/Leaf-Crowned Elderや同族の呼び声/Call to the Kindredが近い。
出産の殻/Birthing Podのように直接戦場に出すのではなく、マナ・コストを支払うことなく呪文として唱える。これは唱えることで誘発する誘発型能力とシナジーがある一方で、打ち消される可能性があるので一長一短。
構築では様々な緑入りのタイプ的デッキに入る余地はあるが、この不安定性は好まれづらい。軽さの割に成功した際のカード・アドバンテージとテンポ・アドバンテージは大きいため、デッキの相性が良ければ採用する余地もあるだろう。外した場合もカードはライブラリーの一番下へ送られるため、複数枚展開しても腐らないのも良い所。
重いクリーチャー・軽いクリーチャー(またはトークン)両方の層が厚いクリーチャー・タイプでこそ踏み倒しの効力を大きくしやすいと言えよう。特にエルドラージは落とし子や末裔を擁しているため相性が良く、前述の唱えることによる誘発型能力が使えることもあって1体の落とし子からゲームを破壊することもある。
- イクサラン:失われし洞窟統率者デッキの日本語版カードには誤訳があり、カードを唱えなかった場合ライブラリーの一番上に残すように書かれてしまっている。
- クリーチャー・タイプを持つクリーチャー・カードを公開した場合、多相を持つクリーチャーをコントロールしていれば唱えられる。また、多相を持つクリーチャー・カードを公開した場合も、クリーチャー・タイプを持つクリーチャーを1体でもコントロールしていれば唱えられる。
- Nameless Raceのようなクリーチャー・タイプを持たないクリーチャーはこのカードでは絶対に唱えられない。Nameless Raceが既に戦場にいた状態でNameless Raceが公開されても、互いにクリーチャー・タイプが無い=共通するクリーチャー・タイプも無いため機能しない。
参考
- 『イクサラン:失われし洞窟』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2023年11月9日)
- カード個別評価:アヴァシンの帰還 - レア
- Secret Lair Drop Series: LOOK AT THE KITTIES