幽体の分捕り屋/Spectral Snatcher
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クリーチャー — スピリット(Spirit)
護法 ― カード1枚を捨てる。(このクリーチャーが対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーがカード1枚を捨てないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。)
沼サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから沼(Swamp)カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。)
コモンでありながら護法により要求するのが手札1枚と大きめで、単体除去に対しては1:2以上の交換を狙える。ダスクモーン:戦慄の館では黒白がリアニメイトをテーマとされているのもあり、最序盤は沼サイクリングで展開を安定をさせておきつつ、ヴァルガヴォスの崇拝者/Valgavoth's Faithfulや蛾の儀式/Rite of the Mothなどで墓地から戻ってくる流れをなぞりやすい。黒のコモンとしては素のサイズも最大で、普通に出してもリミテッドの基準ではカードパワーは十分。黒白でピックしているなら優先して確保、そうでなくとも1枚程度搭載しておくと役立つ場面もある筈。逆に言うと、対戦相手が黒を使っている場合は捨てるためのカードも多少意識して残しておかないと困るケースが出てくる。
構築においては登場時のスタンダードにタイプ・サイクリングのサイクルが他に2種類存在しており、黒のライバルは鬱牙のやっかいもの/Gloomfang Maulerと猛り狂うトゲ尾/Rampaging Spiketail。どちらも他のクリーチャーを強化できる誘発型能力を備え、実質的なサイズとしては一歩劣る。これらの中では唯一、出たターン以降もタフネス以外の除去耐性を持つことを評価するか次第で採用の是非を決めることになる。
関連カード
サイクル
ダスクモーン:戦慄の館の基本土地タイプに対応したタイプ・サイクリングを持つクリーチャーのサイクル。稀少度はコモン。
- 導く精霊/Shepherding Spirits
- 短剣口のメガロドン/Daggermaw Megalodon
- 幽体の分捕り屋/Spectral Snatcher
- 寝癖のけだもの/Bedhead Beastie
- よだれ流しの枝潰し/Slavering Branchsnapper