ファイレクシアへの門/Portal to Phyrexia

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Portal to Phyrexia / ファイレクシアへの門 (9)
アーティファクト

ファイレクシアへの門が戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれクリーチャー3体を生け贄に捧げる。
あなたのアップキープの開始時に、墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをあなたのコントロール下で戦場に出す。それは、それの他のタイプに加えてファイレクシアン(Phyrexian)でもある。


対戦相手に3体の生け贄を強いる布告除去ETB能力と、アップキープごとのリアニメイト能力を持つ大型アーティファクト

ETBによる除去は過去のカードだと6マナ死の味/Taste of Deathが近く、無色であることを考慮しても重め。しかし対戦相手のみの布告除去である上、重量級アーティファクトが戦場に出てすぐに仕事をするのは評価できるポイントである。

リアニメイト能力に関しては、相手のクリーチャーも奪えるため定着すれば毎ターン着実にアドバンテージを稼いでいけるが、コントロールデッキ等クリーチャーが少ないデッキだと腐ってしまいがち。やはり相手依存にならないように自分で大型クリーチャーを墓地に落としてのリアニメイトを狙っていきたい。これ自体が非常に重いため、一緒に墓地に落として別の手段で釣り上げることも視野に入る。

もしくは、素出しできるほどのマナが出せる構築で他のフィニッシャーとなるクリーチャーと一緒に採用するのもよいだろう。兄弟戦争にはパワーストーンによるマナ加速手段が豊富なため、9マナの捻出は現実的に狙える。同じくパワーストーンを利用できる街並みの地ならし屋/Cityscape Levelerはリアニメイトプランでもランププランでも相性が良く、高頻度でセット運用されている。

スタンダードでは報復招来/Invoke Justiceでリアニメイトするリアニメイトデッキに採用された。

クリーチャーの並びやすいリミテッドでは除去は構築ほど劇的には決まりにくいが、リアニメイト能力は非常に強力。パワーストーンを出せるカードを多く取れていれば狙ってみてもよいだろう。

参考

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