胞子形成/Sporogenesis

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苗木の「胞子」をクリーチャーに少しずつ植えつけるエンチャント。クリーチャーが死亡したら、胞子が芽吹いて苗木トークン生成される。

死亡誘発でトークンを生み出すカードの例に漏れず、他の死亡誘発能力サクり台、あるいは神の怒り/Wrath of Godなどの全体除去と相性が良い。また対戦相手のクリーチャーに胞子を植えつけた場合でも、トークンを得るのはこちらである点も悪用の余地がある。

しかし、これ自体のマナ・コストが少々重いうえ、生み出せるトークン自体も非力。しかも増やすペースも1ターンにトークン1体相当に過ぎず、生成するにも死亡誘発させる必要があることから速効性もない。なにより、胞子を植えつけるトークンでないクリーチャーが必須で、単体では置物同然。非常に扱いにくいと言わざるを得ない。

このままでは、リミテッドならまだしも、構築では採用は厳しいレベル。小粒とはいえトークンを多数展開できる(可能性がある)カードであるため、全体強化などで押し切る戦略を期待する向きもあったが、次のウルザズ・レガシー錯乱した隠遁者/Deranged Hermitが登場したことでその目も潰えてしまった。

参考

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