マリーナ・ヴェンドレル/Marina Vendrell

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Marina Vendrell / マリーナ・ヴェンドレル (白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)

マリーナ・ヴェンドレルが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にカード7枚を公開する。その中からすべてのエンチャント・カードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
(T):あなたがコントロールしている部屋(Room)1つを対象とする。それのドア1つを閉鎖するか開放する。起動はソーサリーとしてのみ行う。

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戦場に出た時、エンチャント濾過する伝説の人間邪術師タップ能力部屋を閉鎖・開放することも出来る。

部屋を採用していないデッキでも枚数の大きめな濾過にはなるが、5色カードでもあることを考えると基本は部屋を軸としたデッキのシステムクリーチャーとしての採用になる。タップだけで部屋を開放していけるのでテンポ・アドバンテージを確保しやすい他、一度閉鎖して再び開放することで、開放された時の誘発型能力としてアドバンテージを得る部屋を再利用することも出来る。色拘束の強さについては如何ともし難いが、登場時のスタンダードには優秀な多色土地も存在しており、リアニメイト踏み倒しの制限も特に無いので無視しようと思えばそう難しくはない。確実な階段/Promising Stairsを勝ち筋としたコントロールデッキカードテンポ両面のアドバンテージ源として採用できるだろう。

5色の伝説のクリーチャーということで、統率者戦でも有効。戦術の根幹を担うシステムクリーチャーの例に漏れず、統率者に指定しておくことで引けない事故を防ぐことが出来るし、全てののカードを採用できるのでデッキの柔軟性も高まる。戦術としてはやはり部屋を中心にエンチャントを多用するデッキにするのが妥当だろう。パイオニアでも、やはりエンチャントを軸とした戦術ということで奇怪な具現で採用が見られる。4マナのエンチャントを奇怪な具現/Enigmatic Incarnationコストにすることで、色拘束も無視して戦場に出すことが出来る。

リミテッドでは5色カードの例に漏れず事故が怖い。部屋が初登場したカード・セットということで集めること自体は出来なくは無いし、出すことさえ出来ればアドバンテージ源として強力なのは間違いないのだが、リスクに見合うほどのリターンを得られるかとなると難しいだろう。

参考

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