兵士
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兵士/Soldierは、クリーチャー・タイプの1つ。国家や組織の防衛や攻勢のために召集される、集団戦術のための戦闘員である。 一般に騎士やロードなどの主君的存在に率いられるものであるが、本作ではプレイヤー=プレインズウォーカーを主君とする。
白に多いが、正規兵として応用しやすいため他の色にも数多く存在する。特にオデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロックで、白と青に鳥・兵士であるエイヴン族が登場し、青い兵士もかなり増えた。
クレリックが白の低コスト面での守りを象徴するのに対し、兵士は低コスト面での攻撃を象徴する。先制攻撃やタッパー、レンジストライクなどを持つものが多く、クリーチャー同士の戦闘に強い。
また十字軍/Crusadeなどの軽量な全体強化とよく噛みあうため、白ウィニーなどに投入されやすい。
反面、兵士は兵士であって騎士でも天使でもないことから、士分を超える性能の兵士というのは中々存在しない。あくまで数を頼みにするのだ。
アルファ発売当初は存在しなかったが、フォールン・エンパイア以降徐々に増えている。現在ではかなり多く存在し、伝説の兵士はアラーラ再誕現在33体存在する。これは2007年9月にポータル三国志の伝説のクリーチャーの多くが兵士のタイプを得たためでもある。
- ダールの戦長/Daru Warchief
- エイヴンの兵団長/Aven Brigadier
- オーリオックの鋼打ち/Auriok Steelshaper
- 陸軍元帥/Field Marshal
- 警備隊長/Captain of the Watch
- 古参兵の鎧鍛冶/Veteran Armorsmith
- 古参兵の剣鍛冶/Veteran Swordsmith
の7体。他にも兵士を参照するカードは多い。基本セット2010では警備隊長/Captain of the Watch を含め4枚初登場している。
とは言え、白は代表的なクリーチャー・タイプが兵士の他にも騎士、クレリック、天使さらにスピリットなどに分かれているため、偏った部族デッキはかなり組みづらい。オンスロート時代の白がもっぱらコントロール中心だったことからもそれが見て取れるだろう。トーナメント実績もクレリックに一歩後れを取っており、「兵士と騎士を両方強化してくれるロードがいればなあ」と言った意見もちらほらある(一応オーリオックの鋼打ち/Auriok Steelshaperが存在するが)。
- 長い間最もカード数の多いクリーチャー・タイプであった。だが、ラヴニカ:ギルドの都発売時、神河ブロックで激増していたスピリットにその座を奪われてしまう。さらには、自身もよく含まれる人間にもディセンションで抜かれ、3位に転落。そして時のらせんでウィザードにまで抜かれ、4位に落ちると共に職業クリーチャー・タイプ第1位の座からも落ちてしまった。モーニングタイド発売後の時点では、スピリットを逆転し再び3位に浮上している。→ 各種カードランキング