フェイズ・ゼロ

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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フェイズ・ゼロ (Phase-Zero)

根の壁/Wall of Rootsのバグを利用した瞬殺コンボデッキ。 1998年のPTQを席巻した。


Wall of Roots / 根の壁 (1)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)

防衛
根の壁の上に-0/-1カウンターを1個置く:(緑)を加える。毎ターン1回のみ起動できる。

0/5


Stasis / 停滞 (1)(青)
エンチャント

プレイヤーは自分のアンタップ・ステップを飛ばす。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)を支払わないかぎり、停滞を生け贄に捧げる。


当時、根の壁/Wall of Rootsマナ能力ターンの間に使うことによって、「誰のターンでもないため、1ターンに1回の制約を無視できる」と考えられ、無限マナを生み出すことが出来たのである。 そこで停滞/Stasisアンタップ・ステップを飛ばし、マグマ地雷/Magma Mine天才のひらめき/Stroke of Genius等で止めを刺すこのデッキが登場した。

しかしこのバグは発覚後直ちに取り除かれ、現行ルールでもこのようなことが起きる心配はなくなった。

  • 「ターンの間」なんて概念が存在したのはTime Vaultのためである。

これをアンタップするかどうか決めるタイミングが「ターンの間」だったのだ。 もちろん、現在ではこんなタイミングは必要ないし、存在しない。

  • なぜ停滞/Stasisが必要だったのか不思議に思うかもしれない。

現在のルールではアンタップ・ステップは文字通りステップであるため終了時にマナ・バーンを起こさないが、当時のルールではアンタップ・ステップアンタップフェイズであったため、アップキープに入る前にマナ・バーンが発生してしまう。 これを防ぐ手段として考案されたのが、「アンタップ・フェイズそのものを飛ばしてしまおう」と言うものだった。

    • アンタップ・フェイズ中にマナが発生する事はあり得ないので、アンタップ・フェイズ終了時にマナ・バーンが起こるかどうかなど殆ど意味は無かったのだが、これまた「ターンの間」のせいである。



参考


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