Dread Wight
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戦闘相手のクリーチャーを麻痺/Paralyzeさせるクリーチャー。
これをブロックしたら死んでしまうような相手には無意味な能力であり、逆にこれが倒されてしまうような相手にも意味がない(倒された場合、戦闘終了時にこの能力が誘発しないため)。つまり現実的には、「倒されないけど倒せない」ような性能の壁や再生持ちといった防御特化のクリーチャーへの対策となる。
麻痺されたクリーチャーは4マナの消費で「タップ固定」状態を解除することができるが、決して安いコストではないので、防御用クリーチャーを入れる可能性のあるコントロール系のデッキ対策にはなる。しかし、黒ならば素直に除去を用いた方がよいだろう。
- 能力は対象をとらず、ダメージを考慮しないので、プロテクション(黒)持ちクリーチャーでも「タップ固定」状態にできる。
- 麻痺カウンターを取り除いたとしても、依然と麻痺カウンターを取り除く能力は残ったままである。ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsがある場合は気をつけたい。
- 印刷時のテキストでは、「麻痺カウンターが置かれている限り、アンタップ・ステップにアンタップできない」と「4マナ支払うことで麻痺カウンターを1個取り除く」の2つは能力ではなく継続的効果を生み出す形であった。2000年2月頃のオラクル更新で、これらの継続的効果は両方とも戦闘相手に能力を与えるように変更され、そのうち「麻痺カウンターが置かれている限り、アンタップ・ステップにアンタップできない」の方は2010年7月のオラクル更新で継続的効果の形に戻された。
- 印刷時はワイト/Wightという特有のクリーチャー・タイプを持っていたが、2007年9月サブタイプ変更でゾンビに変更された。