偏頭痛/Megrim
提供:MTG Wiki
対戦相手がカードを捨てるたびに、その対戦相手に2点のダメージを与えるエンチャント。
手札破壊を多数搭載したデッキで細々と使用されていたが、記憶の壺/Memory Jarの登場により歴史に残る凶悪デッキメグリムジャーを生み出す。また、記憶の壺以外にも、悪疫/Pox、ウルザの罪/Urza's Guiltなどと強烈なシナジーを形成する。地味ながらメグリム・ミストといったコンボも知られている。
手札を捨てることがコストや効果に含まれるカード群への対策カードとしても有用。MoMaの精神力/Mind Over Matterやサイクリングなどに対するサイドボードとして採用された実績がある。マッドネスや変成にも効果的だろう。
- カードを捨てることによってダメージを受けるのは対戦相手のみである。
- 日本語としては偏頭痛を「へんとうつう」と読むのは誤りではないが、第9版以降の振り仮名は「へんずつう」である。
- 一度、相手の手札を0枚にした後は効果が薄い。相手は引いたカードを即座に使うことで、捨てさせるカードを残さないようにできるからである。
その為、前述のウルザの罪/Urza's Guiltを始め、悲しげな考え/Wistful Thinking、入念な考慮/Careful Consideration、燃え立つ調査/Burning Inquiryといったカードとの組み合わせが有効である。
参考
- カード個別評価:ストロングホールド - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2010 - アンコモン
- カード個別評価:第10版 - アンコモン
- カード個別評価:第9版 - アンコモン
- カード個別評価:第8版 - アンコモン
- カード個別評価:第7版 - アンコモン