交換
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呪文や能力が、プレイヤーに、解決時にライフの合計や2つのパーマネントのコントロールなどの何かを交換/Exchangeするように指示することがある。
呪文や能力の解決時に、その選択されたものが交換できなかった場合、何も効果は発生しない。例えば、呪文が2つの対象のパーマネントのコントロールを交換するように指示していて、その解決時に片方が場を離れていた場合、呪文は何も効果を表わさない。
2つのパーマネントのコントロールが交換される場合、それぞれが異なるプレイヤーによってコントロールされていた場合、各プレイヤーは他のプレイヤーによってコントロールされていたパーマネントのコントロールを同時に得る。また、それらのパーマネントが同じプレイヤーがコントロールされていた場合、交換効果は何もしない。
ライフの合計が交換されたとき、それぞれのプレイヤーはその差分に等しいライフを得たり失ったりする。ライフの増減を置換する置換効果(恒久の拷問/Everlasting Tormentなど)はこれに影響する可能性があるし、ライフの増減によって誘発する誘発型能力(カヴーの捕食者/Kavu Predatorなど)はこれによって誘発しうる。
呪文や能力の中には、ある領域にあるカードを別の領域にあるカードと交換するように指示するものもある。これらの呪文や能力は、そのコントローラーが同一であっても働くということをのぞいて、他の交換する呪文や能力と同じように働く。ただし、一方が何らかのオブジェクトにつけられていたならば、そのカードはそのオブジェクトからはずれ、他方のカードがそのオブジェクトにつけられる。→オーラ交換
呪文や能力の中には、2つの領域を丸ごと交換するよう指示するものもある(道徳の変遷/Morality Shiftなど)。この場合、一方の領域が空であっても、双方の領域にあるカードは交換される。
交換を指示するカードは青に最も多く、次いでアーティファクトや黒に多い。また、パーマネントのコントロールの交換を指示する効果がほとんどである。