桜族の長老/Sakura-Tribe Elder

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生け贄に捧げると不屈の自然/Rampant Growthになるクリーチャー。

打ち消し以外にも真髄の針/Pithing Needleやもみ消し/Stifle、仕組まれた疫病/Engineered Plague等と言ったカードで妨害される可能性があるとは言え、場に出せばほぼいつでも好きなときに不屈の自然/Rampant Growth出来るので、実質不屈の自然/Rampant Growthに1/1クリーチャーがタダで付いているようなもの。ほぼ上位互換と言ってしまっても過言ではない性能である。

以前にも同じような不屈の自然/Rampant Growth内臓クリーチャーとして精励する農場労働者/Diligent Farmhandがいたが、あちらは能力のコストにマナを要するが故にタイミングが制限されてしまう場合があり、使い勝手が（これに比べて）段違いに悪かった。

神河ブロックでの、最強の緑カードの1枚と言ってもいいだろう。→参考

かつてのヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elderがそうであったように、緑の濃い低速デッキには欠かせない1枚と言える。チャンプブロックさせてから生け贄に捧げて当て逃げという使い方が一般的。ごくまれにアタックする（ブロックされてもお構いなし）。

ただし、これをマナ基盤の一部としてカウントする場合、先述の妨害手段の多さを考えると、不屈の自然/Rampant Growthや肥沃な大地/Fertile Ground等との入れ替えを考慮した方がいい場合もある。

• あまりにも便利なので気にもしていない人も多々いるが、基本的に2マナ1/1と緑のクリーチャーとしては貧弱である。ストンピィ等の速攻デッキでは不屈の自然/Rampant Growth能力の安定性よりも貧弱である事の方が目立ってしまう場合もある。
• パワーが1あることにより、梅澤の十手/Umezawa's Jitteを装備させて蓄積カウンターを稼げるのが1つのセールスポイント。逆に、梅澤の十手/Umezawa's Jitte付きのアタッカーをチャンプブロックしてから能力を使って、蓄積カウンターを溜めさせないことも可能。
• 極稀に耳の辺りに赤いインクが落ちているものが存在する。花が咲いた・ハイビスカス等の報告は多分これだろう。

参考

• カード個別評価：神河物語 - コモン