浚渫機の洞察/Dredger's Insight
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エンチャント
アーティファクトやクリーチャーである1枚以上のカードがあなたの墓地を離れるたび、あなたは1点のライフを得る。
このエンチャントが戦場に出たとき、カード4枚を切削する。その切削したカードの中からアーティファクトやクリーチャーや土地であるカード1枚をあなたの手札に加えてもよい。(カード4枚を切削するとは、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚をあなたの墓地に置くことである。)
アーティファクトやクリーチャーであるカードが墓地から離れたらライフを得ることができ、戦場に出たとき切削したカードの中からアーティファクトやクリーチャーや土地カードを回収するエンチャント。
墓地を肥やしつつそれを活用できるカードを拾えるので、墓地利用ギミックと相性が良い。ETB能力で1つ目の能力が誘発するため、該当カードを回収できたなら1点分のライフを獲得できる。2枚目以降は既に戦場にある洞察の分回復量が増えるので、複数積みすると強力になる。
登場時の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでは蓄え放題/Cache Grabと競合する。あちらは回収できるカードの範囲が広く蓄え放題も墓地に落ちるため墓地肥やし性能が高く、こちらは戦場にパーマネントが残り継続的にライフが獲得できる点がメリット。キーカードがエンチャントである陰湿な根では蓄え放題が優先される一方、グルール昂揚では塔の点火/Torch the Towerの協約源にもなれることからこちらが採用されやすい。
モダンではヨーグモス・コンボに採用される。コンボパーツを探したりアガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronの下準備に使えるのはもちろん、スランの医師、ヨーグモス/Yawgmoth, Thran Physicianのライフコストを補ってくれる点でもシナジーがある。特に不死持ち2体とヨーグモスが揃うとライフ損失差し引きゼロで無限ドローが可能。
- 誘発条件は「アーティファクトやクリーチャーであるカードが1枚以上あなたの墓地を離れる」ことなので、2枚以上同時に離れた場合でも得られるライフは1点である。
- 切削されたカードが安らかなる眠り/Rest in Peaceなどの置換効果で墓地以外の公開領域に移動した場合、それを手札に加えることはできるが、ライフを得る能力は誘発しない(CR:400.7j、CR:614.6)。