Tax Taker (Playtest)
提供:MTG Wiki
*
Tax Taker (白)クリーチャー — ネズミ(Rat) アドバイザー(Advisor)
対戦相手1人があなたがコントロールする呪文や能力によってtaxを支払うたび、そのプレイヤーが支払ったマナの総量に等しい数の宝物(Treasure)・トークンを生成する。(これはあなたがコントロールする呪文やあなたがコントロールするパーマネントの能力が対戦相手に追加のマナを支払わせるたびに起こる。対戦相手にtaxを支払わせるカードは《マナの税収/Mana Tithe》や《エスパーの歩哨/Esper Sentinel》、《亡霊の牢獄/Ghostly Prison》などである。)
[テストカード - 構築では使用できない。]
対戦相手が余計に支払ったtax(税金)、つまりマナを「徴収」し宝物・トークンとして溜め込めるネズミ・アドバイザー。Tax Takerとは「税金徴収者」を意味する。
注釈文に上がっているのは「マナを支払わない限り~できない」例ばかりであるが、要はあなたのコントロールする呪文や能力によって相手がマナを支払ったのなら有効である。あなたのコントロールするコスト増加カードによって増えたマナ・コストもtaxである(むしろ「税金」というフレイバーを考えればこのほうが適正だろう)。あなたのオールプレイ能力を持つパーマネントを、相手がマナ・コストを支払って起動した場合も有効。
白1マナなので早い段階で唱えることが出来れば、相手は困窮すること請け合い。本来「余計なマナを払ってでも、このアクションを取りたい(取らせない)」と思ってマナを支払っているはずなのに、それが相手のマナ・アドバンテージに繋がってしまうとなるとやってられない。序盤のテンポ・アドバンテージが大幅に有利になるだろう。地味にタフネスが2なのも嫌らしい。
惜しむらくは構築では使用できないリミテッド専用のカードであること。Mystery Booster 2においてtaxを支払わせるカードは少なくないものの、うまくピック出来るかは運次第。
- 亡霊の牢獄/Ghostly Prisonのような攻撃のために支払うコストは一度にまとめて支払うため、2体以上のクリーチャーで攻撃した場合もTax Takerの能力は1回のみ誘発し、支払ったマナの合計分の宝物を生成する[1]。
- ライフや生け贄等、マナ以外の支払いを必要とする効果では誘発しない。カード名に「税」が含まれていようと、マナ・コストの支払いを要求しない土地税/Land Taxも然り。あくまでこいつの目的は
現ナマ現マナなのだ。 - イラストではいかにも悪人面なネズミが貴金属を盗んでいるようにしか思えない。しかしこいつはならず者でもなければ盗賊でもなくアドバイザーで、しかも白い。つまり、こいつはこれでも君主を補佐する官僚や公務員の類なのである。
脚注
参考
- カード個別評価:Mystery Booster 2(R&D Playtest cards)