粗暴な排除/Brutal Expulsion
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呪文かクリーチャーへのバウンス、またはクリーチャーかプレインズウォーカーへの追放効果付き単体火力、またはその両方。キッカーした状態の偽り/Jiltに似ている。
マナ・コストの重さを考慮すると、基本的には両方のモードを選択して唱えたい。上手く使えば除去とバウンスによってカード損なしにテンポ・アドバンテージを稼ぐことができる。
スタンダードでは登場後は大した実績は無かったが、カラデシュで登場した奔流の機械巨人/Torrential Gearhulkとは相性が良く、青赤コントロールなどで採用される場合があった。
レアではあるがリミテッドではデッキカラーが合うならば汎用性が高く便利なカード。
- 呪文に対する直接的なバウンスは造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant以来の登場。差し戻し/Remandのように一度打ち消すわけではなく単に手札に戻すため、打ち消されない呪文にも対処できる。
- 「プレインズウォーカーが死亡」というルール文章を用いた、初めてのカード。「死亡」という用語自体は「～が戦場から墓地に置かれる」ことを意味しているだけであり、理論上は全てのパーマネントに対して用いうるのだが、これ以前のカードではクリーチャーに対してのみ用いられていた。
