熾火心の挑戦者/Emberheart Challenger
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クリーチャー — ハツカネズミ(Mouse) 戦士(Warrior)
速攻
果敢（あなたがクリーチャーでない呪文１つを唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。）
雄姿 ― 熾火心の挑戦者が各ターン内で初めてあなたがコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード１枚を追放する。ターン終了時まで、そのカードをプレイしてもよい。
2マナ2/2果敢速攻は実は初めて登場する組み合わせ。登場時の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでは2/1の逃走する暗号破り/Fugitive Codebreakerが存在するが、同環境で最も使われる除去である切り崩し/Cut Downから果敢の誘発1回で逃れられるという意味でタフネス1の差は大きい。
雄姿能力は誘発させるためにアクションが必要かつ誘発タイミングによってはプレイできないカードが追放される可能性があるため一見使い辛く見えるが、そもそも基礎性能が優秀でありそこにカード・アドバンテージ獲得能力がついてくることが異常。強化呪文との相性が良く雄姿は1回しか誘発しないが衝動的ドローでクリーチャーでない呪文がめくれれば果敢で強化が重ね掛けされる。特に登場時のスタンダードには最高クラスの1マナ強化スペルとも名高い巨怪の怒り/Monstrous Rageが存在し、ブルームバロウでも亭主の才能/Innkeeper's Talentといった優秀な対象を取る強化カードも追加されたため誘発に手間取る事は無いだろう。
登場時の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでは上述の優秀な強化カードと、心火の英雄/Heartfire Heroや精鋭射手団の目立ちたがり/Slickshot Show-Offといったシナジー要素が重なる優秀なクリーチャーが揃った事によって赤単果敢やグルール果敢をトップメタを押し上げた。巨怪の怒りや弱者の力/Might of the Meekから捲れた同型カードやショック/Shockなどを重ね掛けることで1人で10点近くのライフを削っていく。他に果敢系クリーチャーがいる状態で中盤に飛び出すとそのままワンショットキルへと繋がる事も多々ある。
