サーペイディア/Sarpadia
提供:MTG Wiki
サーペイディア/Sarpadiaは、ドミナリア/Dominariaの南半球にある、フォールン・エンパイアの舞台となった大陸。海を隔てた北方にはテリシア/Terisiare大陸がある。
遥か古代にはTchokta Empire(トチョクタ帝国)の属国として支配されていた。サーペイディア人がトチョクタを滅亡させた後、5色のマナに対応した5つの帝国が繁栄する。
幾世紀に亘り5つの文明は栄華を誇るが、兄弟戦争/Brothers' Warの影響による気候の寒冷化、それが引き起こした食糧難や外敵の活発化による戦乱によって短期間のうちに滅亡してしまった(時代設定170AR)。
- ドワーフ/Dwarfの都市群は、数を増したオーク・ゴブリン連合軍との覇権争いに敗れる。
- ヴォーデイリア/Vodaliaのマーフォーク/Merfolkは、活発化したホマリッドに押され、この地を捨てる。
- ヘイヴンウッド/Havenwoodのエルフ/Elfは、食糧難を克服すべくサリッド/Thallidを繁殖させるが、これが狂暴化してしまう。
- 漆黒の手教団/Order of the Ebon Handは、儀式用の生け贄用生物スラル/Thrullが急速に進化・増殖し反乱を起こされる。
- 人間/Humanの帝国アイケイシア/Icatiaは、次々と友好国を失う中で最後まで外敵や内乱と戦い続けたが、ついに力尽きる。
氷河期以後ファイレクシア侵攻以前、新アルガイヴ/New Argiveの学者エルビーイタ/Elbiettaの報告によると、この時代のサーペイディアはスラルであふれ返っているが、オークも生存しているという(第5版の真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcsのフレイバー・テキスト参照)。
地名・国
- 真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs
- Crimson Peaks(クリムゾン・ピークス)
- ヘイヴンウッド/Havenwood
- アイケイシア/Icatia
- 漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand
- Rainbow Vale(虹の谷)
- サーペイディア山脈/Sarpadian Mountains
- Tchokta Empire(トチョクタ帝国)
- ヴォーデイリア/Vodalia
参考
- フォールン・エンパイア
- サーペイディア諸帝国史/Sarpadian Empires
- A History of Fallen Empires(Duelist3号の記事)
- Insufficient Evidence(Distant Planesの短編)
- Foulmere(Distant Planesの短編)
- Ashes of the Sun(小説)
- And Peace Shall Sleep(小説)
- The Interrogation(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- Return of the Empress(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- Fallen Empires on the World of MAGIC:the Gathering(アメコミ版フォールン・エンパイア)
- Rumors of War(アメコミ版フォールン・エンパイアvol.1)
- Nations Asunder(アメコミ版フォールン・エンパイアvol.2)
- 背景世界/ストーリー用語