霜のモーリット/Moritte of the Frost

提供:MTG Wiki

2021年7月24日 (土) 11:49時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Moritte of the Frost / 霜のモーリット (2)(緑)(青)(青)
伝説の氷雪クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

多相(このカードはすべてのクリーチャー・タイプである。)
あなたは霜のモーリットを、これの他のタイプに加えて伝説であり氷雪であることと、これがクリーチャーであるなら+1/+1カウンター2個が追加で置かれた状態で戦場に出て多相を持つことを除き、あなたがコントロールしているパーマネント1つのコピーとして戦場に出してもよい。

0/0

伝説であり氷雪であることを除いて、あなたパーマネントコピーとして戦場に出る伝説の氷雪クリーチャー多相の戦士。コピー先がクリーチャーであるなら2個の+1/+1カウンター多相のオマケも付く。

リミテッドにおける扱いはやや難しい。5マナ色拘束の強い鏡像/Mirror Imageというのは非常に心もとないが、自身のサイズを上げる能力によって一定の強さが担保されており、色の合うコモンである占い鴉/Augury Raven煙霧歩き/Mistwalkerサルーフの群友/Sarulf's Packmateをコピーするだけでもマナ・コスト相応の働きはする。また知識の根/Roots of Wisdom三つの季節/The Three Seasonsといった回収手段の多さも利点であり、うまく噛み合えば脅威となる大型クリーチャーを何度も叩き付けることが可能。とはいえ、働きが自身の戦場に大きく左右される上に5マナと重いのはやはり頼りなく、クリーチャー以外のパーマネントに積極的にコピーしたいものがないこともあって積極的に採用するのは躊躇われる。

ルール

  • コピーに関する基本的なルールはクローン/Clone#ルールを参照。
  • コピーになった霜のモーリットは伝説であるが、レジェンド・ルールは双方のパーマネントが伝説であり同名の場合に適用されるので片方が伝説ではないならどちらかを墓地に置く必要は無い。
  • 伝説で氷雪であること、多相を持つことはコピー可能な値となる。コピーとなった霜のモーリットをさらにコピーする場合、それらの特性も含めてコピーされる。ただし追加の+1/+1カウンターは特性ではないためコピーにカウンターが置かれることはない。
    • そのため自分の霜のモーリットをコピーしてしまうとそれらの間でレジェンド・ルールが適用されてしまうので注意。
  • 追加の+1/+1カウンターと多相を持つかは、その追加効果を除いた上で霜のモーリットがクリーチャーとして戦場に出るかを参照する(CR:707.9f)。
    • 例:クリーチャー化している機体をコピーした場合、そのコピーとして戦場に出るモーリットはクリーチャーではないのでカウンターと多相を得ることはない。
    • 例:生きている大地/Living Landsでクリーチャー化している森/Forestをコピーした場合、そのコピーとして戦場に出るモーリットは生きている大地の効果でクリーチャーであるので、カウンターと多相を得る。

関連カード

サイクル

カルドハイムアンコモンの2伝説のクリーチャーサイクル

ストーリー

モーリット/Moritteは、カルドハイム/Kaldheimリトヤラ/Littjara出身の多相/Shapeshifterイラスト)。(少なくとも文法上の性は)女性。

モーリットは一つの謎だ。彼女は林歩き/Gladewalkerとして生まれた。多くの多相は成長するとリトヤラを離れて他の領界/Realmの探索に向かうが、モーリットは更なる知識を求めた。その目的を達成するため、彼女は若い入江歩き/Covewalkerの姿を取った。モーリットは入江歩きの中で暮らしながら、彼らの知識と秘密をすべて吸収し、それから霧の中へと消えた。最も知識ある多相となった彼女は今、あちこちの領界を放浪し、新たな未解答の問いに対する答えを探している。

登場作品・登場記事

参考

QR Code.gif