ヘルドーザー/Helldozer
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まったく同じマナ・コストでありながらパワーが1大きい上にアップキープ・コストが取り払われデメリットがなくなっている。土地破壊能力の方はマナが必要になったが、基本でない土地を破壊するのであれば実質タップ不要なので一長一短。とはいえ、払わなければデメリットがあるよりも、「任意でマナが必要」のほうが確実によいと言える。欠点は能力が機能し始めるまで今一つ時間がかかる点だろうか。
ラヴニカ・ブロックを含む構築環境はショックランドや第9版のペインランドなど基本でない土地が多用されるため環境的には追い風であり、決して弱いカードではない。エクステンデッドではこれをフィニッシャーに据えた黒コントロールデッキが、レガシーでは同じくこのカードがフィニッシャーを務めるTrain Wreckと呼ばれる緑黒のコントロールデッキが、それぞれ存在する。
- 起動コストはトリプルシンボルとはいえ3マナ。その上1ターンに2回以上使える可能性があるというこの強さは、地震の魔道士/Seismic Mage辺りと比べるとよくわかる。
- カード名は「Hell(地獄)」と「bulldozer(ブルドーザー)」の合成語だと思われる。その名の通り再開発地区の「解体」を仕事にしているらしい(参考)
- 2004年にコロラド州グランビーで起きた、堅牢な装甲の施されたブルドーザー"Killdozer"による都市破壊事件をネタ元とする説がある。事件の概要については、Wikipediaの記事を参照。