囁く情報屋/Whispering Snitch
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Whispering Snitch / 囁く情報屋 (1)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) ならず者(Rogue)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) ならず者(Rogue)
あなたが各ターン最初に諜報を行うたび、囁く情報屋は各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与え、あなたは1点のライフを得る。
1/3各ターンに1度だけ、諜報すると小さなドレインが誘発する黒の吸血鬼・ならず者。
小型クリーチャーをがっちり受け止める高めのタフネスと、ライフ・アドバンテージに繋がる能力を備えた、守りに適したクリーチャー。ブロッカーを並べて戦場を固め、各種諜報呪文を唱えているだけでじりじりとライフを追い詰めることができる。特に繰り返し諜報が行える夜帷のスプライト/Nightveil Spriteや家門のギルド魔道士/House Guildmageとのシナジーは強力で、ゆるやかに勝利へと導いてくれるフィニッシャーにもなり得る。これが複数枚並べば尚の事凶悪。
リミテッドでは諜報カードを採用することを後押しする一枚。うまいことディミーアカラーデッキが組めると良い働きをしてくれるが、諜報カードが取れていないとほとんど役に立たないので、ドラフトでは両隣のデッキカラーにも気を配りたい。一方でゴルガリカラー、特に緑が濃いデッキでは諜報できる機会がほとんどなく優先度は低いが、破滅を囁くもの/Doom Whispererとセットで採用できるなら悪くない。
- 「各ターン最初に」という文言を見落としやすいので注意。1ターンに2回以上能力が誘発することはない。
- 概念の雨/Notion Rainで失うライフを補填できるので相性は良好。しかし残りライフ2点のときにそれを唱えた場合はライフを得る前に敗北してしまう。
- 白眼を剥いて歪んだ顔のイラストが、解像度の小さいカードでは鼻の孔に指を突っ込んでいるようにも見え、何とも言えない気持ち悪さでこちらの精神がドレインされそうになる。フレイバー・テキストでは吸血鬼らしく情報の対価として暗に血を要求しており、取引している者は血液の入った瓶を手渡している。
「確かに知ってますよ。いろいろとね。でも、喉が渇いてると話しづらいですねぇ。」
ルール
- この能力は「そのターンの最初に行った諜報であるか」をチェックする。これが戦場に出る前に諜報を行っていたなら、そのターン中にもう一度諜報を行っても、能力は誘発しない[1]。
- この能力で与えるダメージが軽減されたとしても、ライフを得ることができる。
- この能力で合計2点以上のダメージを与えたとしても、得られるライフは常に1点である。双頭巨人戦では対戦相手チームは2点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
- これが絆魂を持っていた場合、この能力で与えたダメージでもライフを得ることができる。
脚注
- ↑ Guilds of Ravnica Release Notes/『ラヴニカのギルド』リリースノート(Feature 2018年9月20日)