スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation
提供:MTG Wiki
X回復+Xドローのインスタント。対象を選べず自分限定である点で差異はあるが、純白の秘薬/Alabaster Potionの回復モード+天才のひらめき/Stroke of Geniusという感じか。
膨大なハンド・アドバンテージ+ライフ・アドバンテージを1枚で同時に得られるため、ドロー呪文にとって鬼門である「引いたカードを使う前にライフを削り切られる」と言う展開を避けやすく、低速コントロール・デッキにうってつけ。いわゆる火種部分に(白)(青)(青)と3マナも食ううえ色拘束も厳しいが、ある程度のXの値で唱えることになるので、結果的に色拘束はそれほど厳しいものではない。唱えるまで耐えられる構造にする必要があるためにデッキを選ぶカードではあるものの、有効活用できたときの見返りは大きい。
他のXドロー呪文と比べライフゲインによる時間稼ぎ効果の存在がかなり大きく、生き延びさえすれば大量ドローの連鎖で圧倒的アドバンテージ差をつけることができるため、これを4枚投入したヘビーコントロールがプロツアー「ギルド門侵犯」等で一大勢力を築くこととなった。
- ラクドスの復活/Rakdos's Returnと対になっているような効果だが、インスタントであるためか、1マナ重い。
- 火種2マナのソーサリーにするかどうか調整最終段階まで意見が分かれたとのこと(プロツアー「ギルド門侵犯」動画配信中のカードトリビアより)。
- X呪文はマナ・コストが固定の呪文よりマナレシオで劣るのが一般的だが、同じ回復とドローの組み合わせのアミーシャの口づけ/Kiss of the Ameshaと比較しても見劣りしない効果である。
参考
- Four Riddles Revealed(Top Decks 2012年9月13日 文:Mike Flores)
- マナ・コストにXを含むカード一覧
- カード個別評価:ラヴニカへの回帰 - 神話レア
- カード個別評価:モダンマスターズ2017 - 神話レア