プロツアー「アモンケット」
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プロツアー「アモンケット」/Pro Tour Amonkhetは、2017年にアメリカのテネシー州・ナッシュビルで開催された、スタンダードとブースター・ドラフトのプロツアー。
スタンダード部門の初日の使用率では、マルドゥ機体(26.2%)とティムール霊気池(19.6%)が前評判通りにそれぞれ1位・2位となり、さらにあまり注目されていなかった黒単ゾンビが16.7%で3位につけた[1]。
2日目進出率では、霊気池の驚異とゾンビが7割を超える一方で、メタられていたマルドゥ機体は58%に留まった[2]。霊気池の驚異とゾンビはその後も快進撃を続け、この2つでTop8に7人を送り込む結果となった。
日本からはチーム「Musashi」に所属する行弘賢と渡辺雄也がTop8に進出し、チームシリーズ1位独走に貢献した。だが、黒単ゾンビを駆るGerry Thompsonが準決勝と決勝でその2人を破り、かつてグランプリ優勝を果たしたナッシュビルの地で、今度は初のプロツアー優勝を成し遂げた。
- 決勝トーナメントではプロツアー「カラデシュ」とプロツアー「霊気紛争」のパラマストーナメント方式から、従来のシングル・エリミネーション方式に戻された。
- スーパーサンデーシリーズチャンピオンシップが廃止となった特別処置として、同大会最後の優勝者である斎藤慎也が特別招待枠で出場した。(特別招待枠によるプロツアー出場者は、日本人では糸谷哲郎以来2例目。)(参考)
基本データ
- 日時:2017年5月12日~5月14日
- 会場:Music City Center
- フォーマット:混合
- 1日目:ブースター・ドラフト(アモンケット×3)3回戦、スタンダード(戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット)5回戦
- 2日目:ブースター・ドラフト3回戦、スタンダード5回戦
- 3日目(決勝ラウンド):スタンダード
- 参加者数:378名
上位入賞者
上位入賞者
順位 | プレイヤー名 | チーム | 構築の使用デッキ |
---|---|---|---|
優勝 | Gerry Thompson | Mutiny | 黒単ゾンビ |
準優勝 | 渡辺雄也 | Musashi | ティムール霊気池 |
第3位 | 行弘賢 | Musashi | 黒緑エネルギー |
第4位 | Martin Müller | Genesis | ティムール霊気池 |
第5位 | Chris Fennell | Lingering Souls | 白黒ゾンビ |
第6位 | Marc Tobiasch | Eureka | ティムール霊気池 |
第7位 | Christian Calcano | MTG Bent Card | 黒単ゾンビ |
第8位 | Eric Froehlich | Puzzle Quest | ティムール霊気池 |
脚注
- ↑ Pro Tour Amonkhet Day One Standard Metagame Breakdown/プロツアー『アモンケット』 初日スタンダード・メタゲーム・ブレイクダウン(イベントカバレージ Frank Karsten著)
- ↑ Pro Tour Amonkhet Day Two Standard Metagame Breakdown/プロツアー『アモンケット』 2日目スタンダード・メタゲーム・ブレイクダウン(同上)
参考
- Thompson's Relentless Run(公式サイト、英語)
- プロツアー『アモンケット』 イベントカバレージ(mtg-jp.com)
- トーナメント記録
2017シーズン | |||||||
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世界選手権 ワールドカップ |
世界選手権 - ワールド・マジック・カップ | ||||||
国別選手権 | 日本 - イングランド - アメリカ | ||||||
プロツアー | プロツアー「霊気紛争」(ダブリン) - プロツアー「アモンケット」(ナッシュビル) - プロツアー「破滅の刻」(京都) - プロツアー「イクサラン」(アルバカーキ) | ||||||
グランプリ |
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その他 | チームシリーズ決勝 - SSSチャンピオンシップ - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - Finals | ||||||
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