リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul's Vault
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インスタント
あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る。あなたが選んだ回数だけ、あなたは1点のライフを支払い、それらのカードをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置き、その後あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見てもよい。その後、ライブラリーを切り直し、これによりあなたが見た最後のカードを一番上に望む順番で置く。
2マナでライブラリー操作ができるインスタント。ライブラリーの一番上から5枚の順番を入れ替えることができるが、その5枚が気に入らなければライフを支払って交換できる。
手札こそ増えないが、ライフによる検索続行が非常に魅力的。3、4点のライフを支払えばデッキの半分くらいはサーチできる。最終的に選んだ5枚の内容によっては、事実上数枚分の教示者を使ったのとほとんど変わらない。
これによって自滅するようなことはないが、教示者と違って1枚挿しのカードをサーチすることは当然向かない。多くの枚数を割いているコンボパーツを同時に揃えたいときなどに特に力を発揮するカードである。
当時のトーナメントである程度使用されていた他、コンボデッキではキーカードを引っ張ってくるのに役立つため、ヴィンテージ等でも長く使われ続けている。
オラクルの変遷
一時期、「最後に見たカードを一旦ゲームから取り除き、切り直した後に取り除いたカードをライブラリーの一番上に置く」ようにするエラッタが出されていたが、Masters Edition再録に伴う2007年9月7日のオラクル更新で、ゲーム外領域を用いないように戻された。
関連カード
サイクル
アライアンスのアンコモン2の多色カードサイクル。いずれも友好色2色の組み合わせである。
- Energy Arc
- リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul's Vault
- Lim-Dul's Paladin
- 力のうねり/Surge of Strength
- Nature's Blessing
ストーリー
リム=ドゥールの櫃/Lim-Dûl's Vaultはその名の通りリム=ドゥール/Lim-Dulの蔵書蔵(イラスト1,2)。小説The Eternal Iceによると、リム=ドゥールの居城、トレッサーホーン/Tresserhornにはこのように貴重な書物が収められている。