風景の変容/Scapeshift
提供:MTG Wiki
ソーサリー
望む数の土地を生け贄に捧げる。あなたのライブラリーから、その数以下の枚数の土地カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
土地を別の土地に変えるソーサリー。 輪作/Crop Rotationの上位種、あるいはガイアの均衡/Gaea's Balanceのリメイク的な位置付けだろうか。
ガイアの均衡と比較すると、ダブルシンボルになり土地がタップインになった代わりに、土地の数と種類を自由に調節できる。 結果的に土地の枚数は増えないとはいえ、マナ基盤の安定&デッキ圧縮として使うことができる。 土地の生け贄が追加コストでなく効果の一部である点も、打ち消しを警戒せずに済み、思い切った行動に出やすい。
だが、このカード最大の特徴は、複数の特殊地形を一度に場に出してしまえることである。 特殊地形のサーチ呪文自体が少ないが、複数枚サーチできるのはモーニングタイド現在これのみ。 スタンダード外ではあるが、ウルザランドや雲上の座/Cloudpostを一気に揃えられるのは強力の一言。他にも強力な組み合わせは多岐に渡る。
瞬間的に大量の土地を墓地に送れるという点もメリット。 土を食うもの/Terravoreや田舎の破壊者/Countryside Crusherが大きくなるし、 スレッショルドの達成に貢献したりも出来る。 この手のカードのお約束として壌土からの生命/Life from the Loamや世界のるつぼ/Crucible of Worldsと組み合わせても良い。
リミテッドでは、限定的ながら終盤のデッキ圧縮としては便利。 ただ、土地サーチならば放浪者の小枝/Wanderer's Twigやファーティリド/Fertilidなどの方が序盤から使えるので、それらを選ぶべきだろう。