ドラゴン・エンジン/Dragon Engine
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兄弟戦争の主力兵器にしてはかなりおとなしいカードだが、どうやらピンからキリまでいたらしい。せめて飛んで欲しい。
第4版あたりのリミテッドでは、比較的軽めのアーティファクト・クリーチャーで不特定マナによるパンプアップ能力付きということもあり、なかなかの強さを発揮した。 Masters Editionではコモンなので、よく見かけることになる。
古いマジックでは、麻痺/Paralyzeした草原のドルイド僧/Ley Druidが繁茂/Wild Growthの4枚ついた土地をアップキープ中に何度もアンタップして、それによって生じたマナを、ドワーフ戦士団/Dwarven Warriorsによってブロックされなくなったドラゴン・エンジンに注ぎ込んで勝利するコンボがあった。 古いマジックにはインスタント・タイミングで使用できるX呪文がなかったため、ドラゴン・エンジンが使われたのである。 解呪/Disenchantで労力が無駄になるのはご愛嬌。
- 名前に「ドラゴン/Dragon」がはいっているが、クリーチャー・タイプはドラゴンではなく構築物。
- 「Engine」は古い言い回しで「(古代の)兵器」という意味。
広く「道具」という意味もある。
参考
- カード個別評価:アンティキティー - コモン4
- カード個別評価:第6版 - レア
- カード個別評価:5版(5th)
- カード個別評価:4版(4th)
- カード個別評価:リバイズド(3rd)
- カード個別評価:Masters Edition - コモン
ドラゴン・エンジン/Dragon Engine(ストーリー) [#story]
古代スラン/Thranのアーティファクトで、ドラゴンのような機械生物。 実際はファイレクシア/Phyrexiaに生息するアーティファクト・クリーチャーである。 非常に巨大で、ミシュラ/Mishraはこれを複製し、兄弟戦争に投入した。
そのうちの一体は、ウルザ/Urzaの手によって「箱舟」とされ、数々の生き物、人々を別の次元へ避難させた。 それがレイモス/Ramos--<ruby><rb>\2</rb><rp>(</rp><rt>統合者</rt><rp>)</rp></ruby>--と呼ばれるドラゴンエンジンであり、その次元こそがメルカディア/Mercadiaである。
参考
- ドラゴン・エンジン/Dragon Engine
- 背景世界/ストーリー用語