反逆の混成体/Renegade Krasis

提供:MTG Wiki

2013年5月2日 (木) 05:39時点における118.20.199.169 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Renegade Krasis / 反逆の混成体 (1)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast) ミュータント(Mutant)

進化(クリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのクリーチャーのパワーかタフネスがこのクリーチャーよりも大きい場合、このクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
反逆の混成体が進化するたび、あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれている他の各クリーチャーの上に、それぞれ+1/+1カウンターを1個置く。

3/2

進化時に、+1/+1カウンター置かれたクリーチャーを共に強化する進化クリーチャー。

進化時の誘発型能力は「反逆の混成体」「+1/+1カウンターの乗ったクリーチャー」「反逆の混成体を上回るサイズのクリーチャー」の3つが揃って初めて機能するものであり、安定性の面で難がある。3マナ3/2と進化持ちにしてはマナレシオが高く、たとえこの能力を使えなくても悪くない性能ではあるが、できればデッキ全体をこれに合わせた構成にしておきたい。

幸いラヴニカへの回帰ブロックは進化に加え解鎖活用共有の絆/Common Bondなど+1/+1カウンターを置く手段に恵まれており、リミテッドではこれらと組み合わせて使うことになるだろう。特に序盤に展開した小型の進化持ちをこのカードで進化させつつ、後続に繋げることができれば無駄がない。

スタンダードでも、使うならば無理なく能力を活かせるよう、デッキ構成を工夫したい。捕食者のウーズ/Predator Ooze月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarchはよい相方となるだろう。

  • 不死との相性はよい。一度死亡した後の不死持ちを強化することができるのはもちろん、死亡前に勝手に+1/+1カウンターを置いて不死を邪魔することもない。解鎖にも同じようなことが言える。

ルール

  • 「[カード名]が進化するたび/whenever [カード名] evolves」というのはこのカードだけで用いられている表現だが(ドラゴンの迷路現在)、これは「[カード名]の進化が解決され、その効果により[カード名]の上に+1/+1カウンターが置かれるたび」を意味する。
    • 反逆の混成体に力の噴出/Burst of Strengthなどの進化以外の効果で+1/+1カウンターが置かれた場合、反逆の混成体の2番目の能力は誘発しない。水深の魔道士/Fathom Mageとの違いに注意。
    • 反逆の混成体の進化が解決されたが、解決時にP/Tが変化していたなどの理由で+1/+1カウンターが置かれなかった場合、2番目の能力は誘発しない。
    • 反逆の混成体の進化が解決され、屍体屋の脅威/Corpsejack Menaceなどの置換効果で2個以上の+1/+1カウンターが置かれた場合、2番目の能力は1度だけ誘発する。
  • +1/+1カウンターの乗っていない雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptorと反逆の混成体をコントロールしている状態で斧折りの雄鹿/Axebane Stag戦場に出した場合、2つの進化は同時に誘発し、あなたの指定した順序でスタックに積まれる。「混成体の進化→猛禽の進化」の順で積めば「猛禽の進化→混成体の進化→混成体の2番目の能力」の順で解決されるが、逆に積むと「混成体の進化→混成体の2番目の能力→猛禽の進化」の順で解決されるため、+1/+1カウンター1個分の損となる。

参考

QR Code.gif