管区の隊長/Precinct Captain

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サボタージュ能力で兵士・トークンを生産できるクリーチャー。

2マナ2/2の先制攻撃持ちと基本スペックはまずまずで、さらに頭数を増やす能力がウィニー戦略に完全に噛み合っている。特に序盤は「通しか、さもなくば小型クリーチャーでチャンプブロックか」という理不尽な二択を迫ることができる。

スタンダードでは主に緑白人間において採用されている。怨恨/Rancorやセレズニアの魔除け/Selesnya Charmのようなトランプルを付加するカードによって能力を活かしやすい。ただし2マナ域には精鋭の審問官/Elite Inquisitorやスレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenも存在するため、メタゲームやデッキ構成次第では採用を見送られることもしばしば。

リミテッドでも、白の濃いデッキならば文句なく採用に値する。攻撃が通りづらくなり能力に期待できなくなった中盤以降でも、先制攻撃持ちの熊というだけで十分。

• 公式ハンドブックでは何故か聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftと比較されていた。能力の性質どころか、色も点数で見たマナ・コストまでも違うのに何故比較されたのかまったくの謎である。

参考

• カード個別評価：ラヴニカへの回帰 - レア