エイヴィーゾア/Avizoa

提供：MTG Wiki

フェイズを飛ばすことで、パンプアップができるクリーチャー。

• このカードが作られた当時は、アンタップは1つのフェイズだった。

もちろん最新ルール/テキストでは、飛ばすのはステップが正しい。

マナ不要のパンプアップ自体はいいのだが、その飛ばすのがあなたのアンタップ・ステップというのが大問題。 アンタップ・ステップがなくなると何がおきるかは、青自身の停滞/Stasisでわかっているはず。 それを自分だけが受けるというのは正直普通の神経ではない。

この手の能力では常道ともいえる『他の同じようなデメリットと重ねて、デメリットを踏み倒す』ような逃げ道があればまた話は違うのかもしれないが、これが要求するのは『次のアンタップを飛ばす』こと。 飛ばしたらそれは実際に『飛ばされる』まで何ターンでも引き継がれるので、これを2体並べて両方をパンプアップするなどは、自滅行為に近い。

パンプアップしても4/4＋飛行と、青ならばあと1マナ我慢して大気の精霊/Air Elementalを使えば済む話。 さすがに使われることはなかった。

• 同ブロックの時エイトグ/Chronatogとは異なり、まともに使える使用法が未だに見つかっていない。

アンタップ・ステップが無くなると、同ブロックの特徴的な能力・フェイジング持ちカードがフェイズ・アウトしなくなる、というメリットはあるのだが。

• リミテッドでは案外強い。アンタップ･ステップ一つ飛ばすだけで3/3や3/4のクリーチャーを返り討ちにされては割に合わないので、潜在的に4/4のブロッカーとして君臨できる。

• 名前と同じエイヴィーゾア(Avizoa)というクリーチャー・タイプを持っていたが、2007年4月のOracle変更で2体目のクラゲになった。

• 日本語版では誤植があり、能力の文章が「アイビーゾアはターン終了時まで〜」となっている。

参考

• カード個別評価：ミラージュブロック